安全運転への気づきを見える化し、
楽しむための仕掛け
ぶつかったり、信号無視をすると
気づきゲージが減ります
- 安全運転できると気づきゲージが溜まります
- 気づきゲージが溜まると気づきランプが点灯
気づきランプが点灯すると街に楽しい変化が
- 中央の木の精の表情が変化
- 周囲の花が開く
- オブジェにも光が灯る
- シャボン玉が出る
全員の気づきランプが点灯しフィナーレへ
このワークショップは、私たちがこれから約2年にわたってクルマの走行データを分析し、安全運転を“見える化”して「テレマティクス保険」という新しい保険をつくる、そのキックオフとして開催しました。安全運転をするほど保険料が安くなるというこの保険は、ヨーロッパでは5人に1人が加入するほど普及しています。私たちは日本でのテレマティクス保険を実現すると同時に、私たちはドライバーの皆さんに「安全運転って楽しい」という意識を持ってもらえるように、働きかけていきたいと考えています。最初はクルマ同士でぶつかって、うまく運転できなかった子どもたちでしたが、お母さんから交差点でのマナーや譲り合いの気持ちを教わって、変わっていきます。私たちが考えていた以上に、周りに配慮したドライブをしっかり理解してくれて、まるで大人のドライバーのように「どうぞ」「ありがとう」と手で合図をしている様子には驚かされました。子どもたちが思いやりや優しさを大切にする「未来ドライバー」になって、皆で楽しくドライブができるようになったその状況が、まさに私たちがこれから目指す社会です。子どもたちの1日の変化を見て、この取り組みを絶対に成功させたいと、改めて感じました。
今回は、安全運転が楽しいと感じてもらうとともに、テクノロジーの力でいろいろなことが可能になると感じてもらうことを重視しました。実際の運転では、はじめは戸惑いもあったものの、次第に「みんなで協力すると世界が変わる」と感じていることが表情や言動からうかがえました。今回のクルマのしかけのようなテクノロジーを通して楽しくドライブできることを実感し、「こういう感じで本当に安全運転できるといいね」という発言をした子もいました。また、スタッフに「花のしかけはどうなっているの?」など質問する姿もありました。いろんな人がかかわっていることや、テクノロジーとクリエイティブによって目指す未来は実現できるというメッセージを、子どもたちも感じてくれたのではないかと思います。
子どもたちは、クルマの操作だけを教わった段階では、もしかしたらひとりで自由に運転したかったかもしれません。でも、いつかクルマの免許を取って、実際のドライブをするとき、彼らの周りにはほかのクルマはもちろん自転車もいれば歩行者もいます。クルマに乗る人も、そうでない人も、気持ちよく過ごせる街をつくりたい。それがアクサダイレクトの願いだったので、あえて難しめのドライブに挑戦してもらいました。周りを気遣い、自分もまた気遣われながら、思い通りに運転ができたときの楽しさが、最後のドライブを終えた子どもたちの顔からうかがえました。今日の日のことを、お母さんやご家族にどんなふうに話してくれたでしょうか。みんなで走ると楽しい、安全運転ってカッコいい。そんなふうに心に残ってくれたら、今よりもっと素敵なクルマ社会に近づけそうです。アクサダイレクトは、テクノロジーの力を借りて、2016年から約2年をかけて「MIRAI DRIVE PROJECT」に取り組みます。その過程のどこかで知ってくださった方に、プロジェクトのキックオフとなったこのワークショップとフィルムを通して、私たちの目指す未来を感じていただけたら幸いです。
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