アクサ・ホールディングス・ジャパン、
在宅とオフィスを併用した新しい働き方「スマートワーキング」を推進
本社オフィスは「社員の就業スペース」から「コラボレーション、イノベーションを創出する場」へ
アクサダイレクトが社外に発表する広報資料を原文のまま掲載しています。
アクサ・ホールディングス・ジャパン株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長 兼 CEO:安渕 聖司)は、在宅勤務の浸透に伴い、新型コロナウイルス感染拡大が収束した後も、傘下各社(アクサ生命保険株式会社、アクサダイレクト生命保険株式会社、アクサ損害保険株式会社)の全社員を対象に、継続的な在宅勤務とオフィスへの出勤を併用したハイブリッドな働き方「スマートワーキング」を推進することを発表いたします。
新型コロナウイルス感染拡大の影響によってリモートワークが長期化したことにより、働き方やオフィスの在り方は大きな変革の時期を迎えています。アクサは、2021年1月に世界共通で新しい働き方「スマートワーキング」の採用を決定しました。この決定を受けて、アクサ・ホールディングス・ジャパンは世界に先駆けて「スマートワーキング」を実践していきます。
「スマートワーキング」とは、業務の特性やニーズに合わせて、社員が在宅勤務とオフィス勤務を使い分け、それぞれの働き方の利点を最大限に活かす働き方です。社員は仕事の効率と自身のウェルビーイングの両立を考え、勤務場所を適切に選択し、チームスピリットを大切にしながら協業することで、より良いワーク・ライフ・バランスを実現し、同時に高い成果をあげていきます。会社は、社員の持つエネルギー、生産性、協働する力、創造力、および個人のウェルビーイングを最大限に生かし、社員一人ひとりがその可能性を自ら発揮できるような職場環境を構築することで、お客さまと社会に対して新しい価値を提供することを目指します。
新しい働き方「スマートワーキング」の実践に伴い、在宅勤務とオフィス勤務を併用したハイブリットな働き方に対応し、よりコラボレーションやイノベーションが創出されるようなオフィススペースの見直しを段階的に進めます。また、新しいマネジメントの考え方への理解と実践、在宅でもオフィスでも同等の生産性やチームへの貢献ができるようにデジタルテクノロジーの活用を推進します。
アクサ・ホールディングス・ジャパン傘下の3社では、新型コロナウイルス感染拡大を受けて、急速に在宅勤務へ移行しました。お客さまとの対面の業務が必要である営業現場においてもリモートセールスを早期に導入し、現在も在宅とオフィスを併用した働き方を実施しています。コロナ収束後のアフターコロナ時代の働き方を考えるにあたり、アクサ・ホールディングス・ジャパン傘下の3社の社員を対象に今後の働き方に関するアンケートを実施したところ、7割以上の社員が「リモートワークを今後も積極的に行いたい」、と在宅勤務を活用した働き方への期待の声が寄せられました。また、本社オフィスに関するアンケート結果では、社員がオフィスに求める環境として、「在宅とオフィスのハイブリッドの環境で効率的にコミュニケーションができること」、「会議や打ち合わせスペースが十分であること」を重視しており、同僚との共同作業、お客さまやパートナーの皆さまとのミーティングなど、新たにコラボレーション、コミュニケーションを創造する場としてのオフィスの意味合いが多くを占めることが分かりました。
この度、こうした社員の意見を反映し、また「スマートワーキング」を定着させるために、本社オフィスの意義・位置づけを「社員の就業スペース」と言う考え方から「社員同士がチームとのつながりを感じながら協働し、交流する場」、「お客さま・パートナーとのコラボレーションの場」と再設定し、アフターコロナ時代の新しい働き方「スマートワーキング」の実現とグループ各社間のシナジーの追求による新しい顧客価値の提供を目指して、本社オフィスのリノベーションを2021年7月末までに実施する運びとなりました。
具体的には、アクサ生命が本社を置くNBFプラチナタワーにアクサダイレクト生命の本社が移転し、アクサ損害保険(アクサダイレクト)も同所に新しく拠点を置くことで、アクサ・ホールディングス・ジャパン傘下の保険3社が共同のオフィスを構えます。他の拠点を含めたアクサ・ホールディングス・ジャパン全社員による協働と交流により、ワンチームでお客さま、社会に対してより高いサービスや価値を提供していくため、本社オフィスでは、従来型のデスクの割合を50%削減しつつ、社員が業務内容に応じて生産性を高めながら自分で働くスペースやスタイルを選んで働くワークスタイル「アクティビティ・ベースド・ワーキング(ABW)」をオフィス設計に取り入れることで、法人、部門の枠を越えて活発なコミュニケーションを促し、社内はもちろん社外とのコラボレーションの場に適した環境を作ります。
アクサ・ホールディングス・ジャパンの代表取締役社長兼CEOである安渕聖司は、次のように述べています。
「2021年も前例のないパンデミックへの対応という難しい状況が続きますが、アクサは新しい日常を前提とした働き方、『スマートワーキング』にシフトします。この新しい働き方の実践にあたり、本社オフィスの役割を『多様な人々が交流し、コラボレーション、イノベーションを生みだす場』と再定義しました。アクサの日本における保険3社が法人や本社に集まる各部門の枠を越え、さらにアクサ生命札幌本社や小伝馬オフィス、アクサダイレクト旭川・福井・高知オフィス、アクサダイレクト生命旭川オフィス等の、適切に地域分散した拠点とも協業し、交流しながら、グループシナジーを追求することによって、お客さまやパートナー、そして地域社会の皆さまにアクサならではの価値をお届けできるよう、取り組んでまいります」
「スマートワーキング」で大事にする4つのポイント
1. どこで働いていてもアクサ・ホールディングス・ジャパン傘下各社の社員がワンチームであること
オフィス勤務であれリモートワークであれ、私たちは、アクサとしての独自の企業文化を守りながら、高い生産性と効率性を実現する働き方をしたいと考えています。スマートワーキングにより、私たちは、オフィス勤務ではコラボレーションに時間を割き、企業文化に不可欠なチームの結束力を構築、強化していきます。
2. エンパワーメントと信頼
アクサのマネージャーやリーダーは、明確な目的、強力なサポート、これまで以上にフレキシブルな業務環境を社員に提供し、チームを信頼して権限を与えることにより、スマートワーキングを推進します。アクサで働く全ての社員が、よりよく協業してお客さまのニーズにお応えするために、どのような働き方が効率的なのかを見極めていきます。
3. より柔軟にしなやかに働く
全ての社員は、スマートワーキングの実践において、その当事者となります。私たちは皆、どこで、どのように働くのが最も適切かを考えて選択でき、また、チームとのコラボレーションを重視しながら、その選択を柔軟に行えることを望んでいます。私たちは、お互いを刺激して活力を与え合う場や、お互いと関わりを持つ場を創り出し、日々の業務をより良いものにしたいと考えています。スマートワーキングは、社員がより良いワーク・ライフ・バランスを確保し、長期的に生産性を向上させます。
4. より環境に優しい働き方
私たちは、「すべての人々のより良い未来のために。私たちはみなさんの大切なものを守ります。」という明確なパーパス(アクサの存在意義)を共有し、現在だけではなく、明日からの未来に関わっています。スマートワーキングの推進を通じて、通勤時間の削減、オフィスのエネルギー効率の向上に寄与し、環境全体に与える負荷を削減します。
ABWをオフィス設計に取り入れたオフィス環境
◆打合せ特性に合わせたフレキシブルなスペース
◆個人が仕事に集中できる環境
◆マグネットスペース:
チームが上手く機能するために一体感を高める拠りどころ
◆One AXAスペース:
アクサ・ホールディングス・ジャパン各社を越えてコラボレーションする場(イベント開催も可能)
アクサ・ホールディングス・ジャパンについて
アクサ・ホールディングス・ジャパンはAXAのメンバーカンパニーとして、2019年に設立された保険持株会社です。傘下にアクサ生命、アクサ損害保険、アクサダイレクト生命の3社を擁しています。
AXAグループについて
アクサは世界54ヶ国で15万3千人の従業員を擁し、1億500万人のお客さまにサービスを提供する、保険および資産運用分野の世界的なリーディングカンパニーです。国際会計基準に基づく2020年度通期の売上は1,032億ユーロ、アンダーライング・アーニングスは43億ユーロ、2020年12月31日時点における運用資産総額は10,320億ユーロにのぼります。アクサはユーロネクスト・パリのコンパートメントAに上場しており、アクサの米国預託株式はOTC QXプラットフォームで取引され、ダウ・ジョーンズ・サステナビリティ・インデックス(DJSI)やFTSE4GOODなどの国際的な主要SRIインデックスの構成銘柄として採用されています。また、国連環境計画・金融イニシアチブ(UNEP FI)による「持続可能な保険原則」および「責任投資原則」に署名しています。
上記のアクサグループ数値は2020年度のもの