アクサダイレクト、在宅治療を続ける子どもたちと“絵本”を制作
作者の子どもたちと社員の朗読による絵本のお披露目会・贈呈式を開催
アクサダイレクトが社外に発表する広報資料を原文のまま掲載しています。
- アクサダイレクトは、在宅で治療を続ける子どもたちが「自分の良いところを認め、勇気をもって一歩踏み出すきっかけ」になればとの思いから、子どもたちによるお話とイラストをもとにした絵本『スマイルランドのミツバチ〜新しい世界へ〜』を制作
- 11月2日に、絵本作者の5人の子どもたち、神奈川県立こども医療センターとアクサダイレクト本社をオンラインで結び、完成した絵本のお披露目会を開催、子どもたちと社員による朗読を披露
アクサ損害保険株式会社(本社:東京都台東区、代表取締役社長兼CEO:佐伯美奈子、以下「アクサダイレクト」)は、在宅で治療に取り組む子どもたちがお話作りやイラスト制作を通して、自分の良いところを認め、勇気をもって一歩踏み出すきっかけになればと絵本制作のワークショップを行い、完成した絵本『スマイルランドのミツバチ〜新しい世界へ〜』のお披露目会を2021年11月2日(火)にアクサダイレクト本社で行いました。
アクサダイレクトは、「すべての人々のより良い未来のために。私たちはみなさんの大切なものを守ります。」というアクサグループのパーパス(存在意義)のもと、病気と闘う子どもたちやご家族の皆さまが心からの笑顔で過ごせるようにとの思いで、神奈川県立こども医療センターに入院している子どもたちに寄り添い元気づけるファシリティドッグの支援を2018年から続けています。この度の絵本制作は、同センターに勤務するファシリティドッグ「アニー」のオフィシャルスポンサー継続を機会に行ったもので、2020年にアクサダイレクトの社員が作成した絵本『スマイルランドのミツバチとどうぶつたち』の続編として、在宅で治療に取り組む小中学生5人と一緒にワークショップを通して絵本を制作しました。絵本制作を通して「どのような状況においても自分らしく生きるすばらしさ」や、「一歩を踏み出す勇気」を感じてほしい、という思いが込められています。
『スマイルランドのミツバチ〜新しい世界へ〜』
表紙(左)と、アクサダイレクトの社員と絵本作者の子どもたちが一緒に朗読(中央、右)
11月2日(火)の贈呈式は、絵本作者の子どもたち、横浜市南区にある神奈川県立こども医療センターとアクサダイレクト本社をオンラインで結び、まず、CEO佐伯美奈子よりファシリティドッグを派遣する認定NPO法人シャイン・オン・キッズ 事務局長ニーリー美穂氏へ、絵本各20冊とファシリティドッグ「アニー」のぬいぐるみ500体が贈呈されました。これらの贈呈品は、シャイン・オン!キッズを通して同センターに入院中の子どもたちへ11月18日に手渡されました。続いて、絵本作者の子どもたちとアクサダイレクト社員により『スマイルランドのミツバチ〜新しい世界へ〜』を朗読しました。子どもたち自身が、自分の作ったお話を生き生きと元気に読み上げる様子を、ご家族、病院関係者、アクサダイレクトの社員で見守りました。
なお、昨年制作した絵本『スマイルランドのミツバチとどうぶつたち』、今回制作した絵本『スマイルランドのミツバチ〜新しい世界へ〜』は、以下よりご覧いただけます。
『スマイルランドのミツバチとどうぶつたち』URL:https://www.axa-direct.co.jp/company/picture_book/
『スマイルランドのミツバチ〜新しい世界へ〜』URL:https://www.axa-direct.co.jp/company/picture_book_02/book/
神奈川県立こども医療センター 総長 町田治郎氏のコメント
子どもたちの元気と笑顔のために工夫してくださり、ぬいぐるみや絵本を企画いただきありがとうございます。子どもたちの元気には、医療従事者だけではなくいろいろなサポートが必要です。本日はありがとうございました。
認定NPO法人シャイン・オン・キッズ 事務局長 ニーリー美穂氏のコメント
長年パートナーシップの支援をありがとうございます。絵本と温かいメッセージ付きのぬいぐるみに子どもたちの喜ぶ姿が目に浮かびます。入院されている子どもたち、ご家族、そして社会全体が元気になり勇気がもらえる絵本になったと思います。
アクサ損害保険株式会社 代表取締役社長兼CEO 佐伯美奈子のコメント
アクサダイレクトでは、子どもたちに自分らしく生きるすばらしさを伝えたいとの思いから、『スマイルランドのミツバチとどうぶつたち』というオリジナルの絵本を作りました。その続編を制作した今回は、オンラインワークショップを通じて、お子さんが自分の良いところを動物の特徴に重ねた気持ちや、レイアウトへのこだわり、懸命に作品作りに取り組む様子を拝見しながら、大事なものを思い出させてもらい、私にとっても大切な絵本になりました。
「スマイルランドのミツバチ〜新しい世界へ〜」完成お披露目会および贈呈式
シャイン・オン!キッズ 事務局長 ニーリー美穂氏(右)
アクサ損害保険株式会社 代表取締役社長兼CEO 佐伯美奈子(左)
モニター画面には神奈川県立こども医療センター病院 総長 町田治郎氏(画面上右から2人目)と、
シャイン・オン!キッズ ハンドラー 森田優子氏(画面上右から3人目)、アニー、絵本作者の子どもたち
アクサダイレクト 在宅で治療を続ける子どもたちとの
ワークショップで生まれた絵本
「スマイルランドのミツバチ〜新しい世界へ〜」完成お披露目会および贈呈式
概要
主催 | アクサ損害保険株式会社 |
---|---|
日時 | 2021年11月2日(火) 16:30〜17:30 |
場所 | アクサ損害保険株式会社 本社 |
内容 |
アクサ損害保険株式会社 代表取締役社長兼CEO佐伯美奈子
シャイン・オン!キッズ 事務局長 ニーリー美穂氏を通して病院へ贈呈
神奈川県立こども医療センター病院 総長 町田治郎氏 ※リモートでご参加
『スマイルランドのミツバチ〜新しい世界へ〜』のお披露目 |
贈呈式参加者 |
<アクサダイレクト本社 会場> <オンライン参加> |
贈呈内容 |
(神奈川県立こども医療センターのベッド数は430床) 完成した『スマイルランドのミツバチ〜新しい世界へ〜』(右) ファシリティドッグ「アニー」を模したぬいぐるみ |
アクサダイレクトのCR活動
アクサダイレクトでは、「すべての人々のより良い未来のために。私たちはみなさんの大切なものを守ります。」というアクサグループのパーパス(存在意義)のもと、お客さまに寄り添い、お客さまから常に信頼されるパートナーとなることを目指して積極的にCR活動を推進しています。
2018年より認定NPO法人シャイン・オン・キッズとのパートナーシップを通じ、入院中の子どもたちを支えるファシリティドッグの支援活動を継続して行っています。また2020年には、闘病のため入院生活を余儀なくされている子どもたちへの支援を目的として、遠隔操作型分身ロボット「OriHime」を使ったリモート交流を各拠点にて行いました。今後も、企業文化の一部としてCRを浸透させていくことによって、「地域社会」、「お客さま」、「社員」、「株主」、「環境」、「サプライヤー」といった主要なステークホルダーに対して責任ある企業としての役割を果たすことを目指してまいります。
『スマイルランドのミツバチとどうぶつたち』
この度の『スマイルランドのミツバチ〜新しい世界へ〜』の土台となった絵本『スマイルランドのミツバチとどうぶつたち』は、ファシリティドッグの勤務する神奈川県立こども医療センターに入院中の子どもたちへ自分らしく生きるすばらしさを伝えたいと発案し、当時のCEOがストーリーを発案、33人の社員が協力しすべてのイラストを仕上げ、2020年に完成させたものです。主人公のミツバチは、代わり映えのしない毎日に「何だかつまらない」と感じ、仲良しの動物たちに相談します。暗い土の中でも幸せに暮らすモグラや、はちみつを待っているクマなどとの会話を通してありのままの自分を見つめなおし、とても幸せな気持ちになる…というストーリーで、闘病生活を送る子どもたちにささやかな笑顔と希望を届けたいという思いが込められています。
認定 特定非営利活動法人 シャイン・オン・キッズとは
2006年7月に発足。設立者の息子のタイラーは2歳を目前に白血病との闘いの末、短かすぎる生涯を閉じました。つらい闘病生活でも笑顔を絶やさなかったタイラーの勇気と自分たちの経験を役に立てたい、という気持ちからスタートした活動は今年15年目を迎えました。
小児がんや重い病気の治療に向き合う子ども達は、長期にわたる入院治療生活で不安や大きなストレスと闘っています。日本の医療レベルは世界で最も進んだものといえますが、患者や家族のサポート面ではまだ立ち遅れています。長くつらい入院治療中でも、子ども達が笑顔を忘れずにいられるように、独自の「心のケア」のためのプログラム、ビーズ・オブ・カレッジを24病院に導入、ファシリティドッグとハンドラーを4病院に派遣、2017年からは、小児がんサバイバー対象のワークショップ「キャンプカレッジ」を実施しています。また昨年からは、新型コロナウィルスの影響で、困難に直面している入院中の子ども達に寄り添う新たなプログラム「シャイン・オン!コネクションズ」を開始しました。(2021年10月現在)https://ja.sokids.org/
ファシリティドッグ
病院に常勤して医療チームの一員として働けるように、専門的なトレーニングを受けた犬です。日本では、シャイン・オン!キッズが派遣する静岡県立こども病院、神奈川県立こども医療センター、東京都立小児総合医療センター、国立成育医療研究センターで活動しています。
ファシリティドッグの大きな特徴は、毎日同じ病院に勤務し、個々のニーズに合わせた活動を行うことです。痛い検査や手術室への付き添い、リハビリ支援なども行います。ときどき訪れて短い時間だけふれ合うのではなく、同じ犬がいつもそこにいて多くの時間を繰り返し過ごせることが、入院治療している子どもたちの心の励みになります。
アクサ損害保険について
アクサ損害保険株式会社は、1998年に設立され、翌年7月より営業を開始し、現在は主に自動車・バイク保険、ペット保険を販売しているAXAのメンバーカンパニーです。個人のお客さまを対象とした「アクサダイレクト総合自動車保険」は好調な売上を続け、保有契約件数は110万件を超えています。
アクサグループについて
アクサは世界54ヶ国で15万3千人の従業員を擁し、1億500万人のお客さまにサービスを提供する、保険および資産運用分野の世界的なリーディングカンパニーです。国際会計基準に基づく2020年度通期の売上は1,032億ユーロ、アンダーライング・アーニングスは43億ユーロ、2020年12月31日時点における運用資産総額は10,320億ユーロにのぼります。アクサはユーロネクスト・パリのコンパートメントAに上場しており、アクサの米国預託株式はOTC QXプラットフォームで取引され、ダウ・ジョーンズ・サステナビリティ・インデックス(DJSI)やFTSE4GOODなどの国際的な主要SRIインデックスの構成銘柄として採用されています。また、国連環境計画・金融イニシアチブ(UNEP FI)による「持続可能な保険原則」および「責任投資原則」に署名しています。
上記のアクサグループ数値は2020年度のもの