アクサダイレクト、入院を経験された子どものごきょうだいと“絵本”を制作
『スマイルランドのミツバチ〜こころをつなぐ贈りもの〜』
絵本のお披露目会・贈呈式を12月7日開催
アクサダイレクトが社外に発表する広報資料を原文のまま掲載しています。
- アクサダイレクトは、入院を経験された子どもと一緒にがんばっているごきょうだいが、「ご家族への気持ちを手紙にすることで、今よりもっとご自身を大切に感じ、かけがえのないご家族との絆を深める」きっかけになればとの思いから、子どもたちによる動物の絵とご家族への手紙で構成した絵本『スマイルランドのミツバチ〜こころをつなぐ贈りもの〜』を制作
- 12月7日、絵本作者の子どもたち、神奈川県立こども医療センターとアクサダイレクト本社をオンラインで結び、絵本のお披露目会を開催、子どもたちと社員による朗読を披露。お披露目会の最後には、ご家族から作者の子どもたちへのメッセージを紹介
アクサ損害保険株式会社(本社:東京都台東区、代表取締役社長兼CEO:佐伯美奈子、以下「アクサダイレクト」)は、入院を経験された子どものごきょうだいが、家族をテーマにした絵本制作を通して、今よりもっとご自身を大切に感じ、かけがえのないご家族との絆を深めるきっかけになればとの思いを込めた絵本制作のワークショップを行い、完成した絵本『スマイルランドのミツバチ〜こころをつなぐ贈りもの〜』のお披露目会および贈呈式を2022年12月7日(水)にアクサダイレクト本社で行いました。
アクサダイレクトは、「すべての人々のより良い未来のために。私たちはみなさんの大切なものを守ります。」というアクサグループのパーパス(存在意義)のもと、病気と闘う子どもたちやそのご家族の皆さまが心からの笑顔で過ごせるようにとの思いで、神奈川県立こども医療センターに入院している子どもたちに寄り添い勇気づけるファシリティドッグの支援を2018年から続けています。オリジナル絵本の制作は、同センターに勤務するファシリティドッグ「アニー」のオフィシャルスポンサー継続を機に2020年から行っています。『スマイルランドのミツバチ』シリーズ3作目となる本作は、入院を経験された子どもと一緒にいつもがんばっているごきょうだいを作者に迎え、絵本制作を通して「あらためてご自身を大切に感じる」「かけがえのないご家族との絆を深める」きっかけになれば、という思いが込められています。
絵本は、認定 特定非営利活動法人 シャイン・オン・キッズ(以下「シャイン・オン!キッズ」)およびNPO法人しぶたねの協力を得て制作しました。
『スマイルランドのミツバチ〜こころをつなぐ贈りもの〜』
アクサダイレクトの社員と絵本作者の子どもたちが一緒に朗読
絵本のストーリーや社員による絵本作りの様子は、特設サイトでご覧いただけます。
「スマイルランドのミツバチ〜こころをつなぐ贈りもの〜」
特設サイトURL:https://www.axa-direct.co.jp/company/picture_book_03/
『スマイルランドのミツバチ〜こころをつなぐ贈りもの〜』
表紙(左)、オンラインで絵本作者の子どもたちも参加し一緒に朗読(右)
お披露目会および贈呈式は、絵本作者の4人の子どもたちとそのごきょうだい、ご家族、横浜市南区にある神奈川県立こども医療センターとアクサダイレクト本社をオンラインで結び開催しました。まず、CEOの佐伯美奈子よりファシリティドッグを派遣するシャイン・オン!キッズ 事務局長ニーリー美穂氏へ、絵本20冊とファシリティドッグ「アニー」のぬいぐるみ500体、手書きのメッセージカード500枚が贈呈されました。メッセージカードは、日本におけるアクサのメンバーカンパニーの社員らが1枚1枚心を込めて書いたものです。これらの贈呈品は、シャイン・オン!キッズを通して同センターに入院中の子どもたちへ12月末に手渡される予定です。続いて、絵本作者の子どもたちとアクサダイレクト社員により『スマイルランドのミツバチ〜こころをつなぐ贈りもの〜』を朗読、子どもたちが、ご家族へのお手紙を読み上げる様子を、ご家族、病院関係者、アクサダイレクトの社員で温かく見守りました。お披露目の最後には、ご家族から作者の子どもたちへのメッセージがサプライズとして披露され、絵本制作をきっかけにご家族のこころをつなぐ瞬間となりました。
神奈川県立こども医療センター 総長 町田治郎氏のコメント
アニーのぬいぐるみやメッセージカード、そして子どもたちが作った絵本をお贈りいただきありがとうございます。ファシリティドッグの支援も含めて、入院中の子どもたちの心の支えになっています。本日はありがとうございました。
シャイン・オン!キッズ事務局長 ニーリー 美穂氏のコメント
子どもたちが作った絵本と、社員の皆さまおひとりおひとりが書いてくださったメッセージ付きのぬいぐるみをありがとうございます。作者の皆さんの手書きの文字には心がこもっていて素敵な作品になりましたね。絵本のタイトルのように「こころをつなぐ贈りもの」を受取ることができ感謝の気持ちでいっぱいです。
アクサ損害保険株式会社 代表取締役社長兼CEO 佐伯美奈子のコメント
アクサダイレクトは「すべての人のより良い未来のために」というパーパスのもと活動をしており、神奈川県立こども医療センターのファシリティドッグ支援を2018年から継続しています。その御縁でお贈りしている絵本も3作目となりました。今回は入院を経験されたお子さんのごきょうだいが作者となったもので、子どもたちの素直な目線や大人が気が付かない気持ちが感じられ、勉強になるところがたくさんあります。ファシリティドッグへの支援や絵本制作は、アクサダイレクトで始めた取り組みですが、今ではグループ会社へと取り組みの輪が広がっています。この度の贈呈を通して、さらに輪が広がり、皆様に届くことを願っています。
『スマイルランドのミツバチ〜こころをつなぐ贈りもの〜』完成お披露目会および贈呈式
シャイン・オン!キッズ 事務局長 ニーリー 美穂氏(右)
アクサ損害保険株式会社 代表取締役社長兼CEO 佐伯美奈子(左)
モニター画面は、絵本作者の子どもたちと神奈川県立こども医療センター 総長 町田治郎氏、
シャイン・オン!キッズ ハンドラー 森田優子氏、アニー
絵本『スマイルランドのミツバチ〜心をつなぐ贈りもの〜』
ファシリティドッグ「アニー」を模したぬいぐるみと手書きのメッセージカード
アクサダイレクト 子どもたちとのワークショップで生まれた絵本
「スマイルランドのミツバチ〜こころをつなぐ贈りもの〜」完成お披露目会および贈呈式
概要
主催 | アクサ損害保険株式会社 |
---|---|
日時 | 2022年12月7日 (水) 17:00〜18:00 |
場所 | アクサ損害保険株式会社 本社 |
内容 |
アクサ損害保険株式会社 代表取締役社長兼CEO佐伯美奈子
シャイン・オン!キッズ 事務局長 ニーリー美穂氏を通して病院へ贈呈
神奈川県立こども医療センター 総長 町田治郎氏 ※リモートでご参加
『スマイルランドのミツバチ〜こころをつなぐ贈りもの〜』のお披露目 |
贈呈式参加者 |
<アクサダイレクト本社 会場> <オンライン参加> |
贈呈内容 |
(神奈川県立こども医療センターのベッド数は430床) |
絵本『スマイルランドのミツバチ』シリーズは今作で3冊目となり、2020年の1作目と2021年の2作目の絵本は、以下よりご覧いただけます。
2020年完成『スマイルランドのミツバチとどうぶつたち』:https://www.axa-direct.co.jp/company/picture_book/
2021年完成『スマイルランドのミツバチ〜新しい世界へ〜』:https://www.axa-direct.co.jp/company/picture_book_02/
アクサダイレクトのCR活動
アクサダイレクトでは、「すべての人々のより良い未来のために。私たちはみなさんの大切なものを守ります。」というアクサグループのパーパス(存在意義)のもと、お客さまに寄り添い、お客さまから常に信頼されるパートナーとなることを目指して積極的にCR活動を推進しています。
2018年より認定 特定非営利活動法人 シャイン・オン・キッズとのパートナーシップを通じ、入院中の子どもたちを支えるファシリティドッグの支援活動を継続して行っています。また2020年より、闘病のため入院生活を余儀なくされている子どもたちへの支援を目的として、遠隔操作型分身ロボット「OriHime」を使ったリモート交流を各拠点にて行っています。今後も、企業文化の一部としてCRを浸透させていくことによって、「地域社会」、「お客さま」、「社員」、「株主」、「環境」、「サプライヤー」といった主要なステークホルダーに対して責任ある企業としての役割を果たすことを目指してまいります。
『スマイルランドのミツバチとどうぶつたち』
本作の土台となった絵本『スマイルランドのミツバチとどうぶつたち』は、ファシリティドッグの勤務する神奈川県立こども医療センターに入院中の子どもたちへ自分らしく生きるすばらしさを伝えたいと発案し、当時のCEOがストーリーを考案、33人の社員が協力しすべてのイラストを仕上げ、2020年に完成させたものです。主人公のミツバチは、代わり映えのしない毎日に「何だかつまらない」と感じ、仲良しの動物たちに相談します。暗い土の中でも幸せに暮らすモグラや、はちみつを待っているクマなどとの会話を通してありのままの自分を見つめなおし、とても幸せな気持ちになる…というストーリーで、闘病生活を送る子どもたちにささやかな笑顔と希望を届けたいという思いが込められています。
『スマイルランドのミツバチ〜新しい世界へ〜』
シリーズの2作目となる絵本『スマイルランドのミツバチ〜新しい世界へ〜』は2021年に完成しました。オンラインでワークショップを開催し、在宅治療に取り組む子どもたちと社員が一緒に作り上げた作品です。在宅でもできるお話作りやイラスト制作などの絵本づくりを通して、どのような状況においても自分らしく生きるすばらしさや、一歩を踏み出す勇気を感じてほしいという思いが込められています。
認定 特定非営利活動法人 シャイン・オン・キッズとは
2006年7月に発足。設立者の息子のタイラーは2歳を目前に白血病との闘いの末、短かすぎる生涯を閉じました。つらい闘病生活でも笑顔を絶やさなかったタイラーの勇気と自分たちの経験を役に立てたい、という気持ちからスタートした活動は今年16年目を迎えました。
小児がんや重い病気の治療に向き合う子ども達は、長期にわたる入院治療生活で不安や大きなストレスと闘っています。日本の医療レベルは世界で最も進んだものといえますが、患者や家族のサポート面ではまだ立ち遅れています。長くつらい入院治療中でも、子ども達が笑顔を忘れずにいられるように、独自の「心のケア」のためのプログラム、ビーズ・オブ・カレッジを23病院に導入、ファシリティドッグとハンドラーを4病院に派遣、2017年からは、小児がんサバイバー対象のワークショップ「キャンプカレッジ」を実施しています。また2020年からは、新型コロナウィルスの影響で、困難に直面している入院中の子ども達にオンラインで寄り添う新たなプログラム「シャイン・オン!コネクションズ」を開始しました。(2022年12月現在)https://ja.sokids.org/
ファシリティドッグ
病院に常勤して医療チームの一員として働けるように、専門的なトレーニングを受けた犬です。日本では、シャイン・オン!キッズが静岡県立こども病院、神奈川県立こども医療センター、東京都立小児総合医療センター、国立成育医療研究センターへ派遣しています。
ファシリティドッグの大きな特徴は、毎日同じ病院に勤務し、個々のニーズに合わせた活動を行うことです。痛い検査や手術室への付き添い、リハビリ支援なども行います。ときどき訪れて短い時間だけふれ合うのではなく、同じ犬がいつもそこにいて多くの時間を繰り返し過ごせることが、入院治療している子どもたちの心の励みになります。
NPO法人しぶたねとは
しぶたねは、病気のある子どもの「きょうだい」のための団体です。不安や孤立感など複雑な気持ちを抱えて頑張るきょうだいたちが、1人の子どもとして当たり前に大事にされる社会を目指して、2003年に任意団体として設立。2016年にNPO法人格を取得しました。きょうだいのためのワークショップの開催や、病院内の活動、冊子の作成配布、支援者向け研修、啓発活動などを通してきょうだいを応援しています。https://sibtane.com/
アクサ損害保険について
アクサ損害保険株式会社は、1998年に設立され、翌年7月より営業を開始し、現在は主に自動車・バイク保険、ペット保険を販売しているAXAのメンバーカンパニーです。個人のお客さまを対象とした「アクサダイレクト総合自動車保険」は好調な売上を続け、保有契約件数は110万件を超えています。
アクサグループについて
アクサは世界50の国と地域で14万9千人の従業員を擁し、9千500万人のお客さまにサービスを提供する、保険および資産運用分野の世界的なリーディングカンパニーです。国際会計基準に基づく2021年度通期の売上は999億ユーロ、アンダーライング・アーニングスは68億ユーロ、2021年12月31日時点における運用資産総額は1兆510億ユーロにのぼります。アクサはユーロネクスト・パリのコンパートメントAに上場しており、アクサの米国預託株式はOTC QXプラットフォームで取引され、ダウ・ジョーンズ・サステナビリティ・インデックス(DJSI)やFTSE4GOODなどの国際的な主要SRIインデックスの構成銘柄として採用されています。また、国連環境計画・金融イニシアチブ(UNEP FI)による「持続可能な保険原則」および「責任投資原則」に署名しています。
アクサグループの数値は2021年度時点のものです。