アクサ損害保険株式会社
2022年度の主要業績のお知らせ

アクサダイレクトが社外に発表する広報資料を原文のまま掲載しています。

アクサ損害保険株式会社(本社:東京都台東区、代表取締役社長兼CEO:佐伯 美奈子)は、2022年度(2022年4月1日〜2023年3月31日)の主要業績を発表いたしました。

2022年3月期 2023年3月期 増減額/増減率
元受正味保険料 57,572百万円 58,404百万円 831百万円
(1.4%)
正味収入保険料 56,374百万円 57,044百万円 669百万円
(1.2%)
正味支払保険金 29,003百万円 31,199百万円 2,195百万円
(7.6%)
正味損害率 58.8% 62.0% 3.2ポイント
正味事業費率 27.1% 27.1% 0.0ポイント
異常危険準備金繰入 1,432百万円 △561百万円 △1,994百万円
(△139.2%)
保険引受利益 4,780百万円 5,787百万円 1,006百万円
(21.1%)
経常利益 5,408百万円 6,381百万円 972百万円
(18.0%)
当期純利益 3,856百万円 4,572百万円 715百万円
(18.6%)
2022年3月末 2023年3月末 増減額/増減率
単体ソルベンシー・マージン比率 592.9% 500.3% △92.6ポイント
総資産額 94,618百万円 90,900百万円 △3,718百万円
(△3.9%)
純資産額 25,708百万円 26,377百万円 669百万円
(2.6%)

【2022年度決算の状況】

元受正味保険料、正味収入保険料

元受正味保険料は前年同期比1.4%増の58,404百万円となり、正味収入保険料は前年同期比1.2%増の57,044百万円となりました。

正味損害率、正味事業費率

正味損害率は前年同期から3.2ポイント増加して62.0%となりました。正味事業費率は、前年同期から変わらず27.1%でした。

経常利益、当期純利益

経常利益は前年同期より18.0%増の6,381百万円、税引後の当期純利益は4,572百万円となりました。

単体ソルベンシー・マージン比率

単体ソルベンシー・マージン比率は、前事業年度末より92.6ポイント減少の500.3%となりました。

業績のハイライト及びトピックスは以下のとおりです。

  • 当社主力商品の自動車保険収入保険料が順調な伸びを示し、増収増益を達成することができました。今後も堅固な収益力を基盤として、顧客への強固な支払い余力(ソルベンシー・マージン)を維持するとともに、更なるデジタル化推進など変革に必要な投資を行っていきます。
  • 保険始期日が2022年12月13日以降の「アクサダイレクト総合自動車保険」のご契約を対象に、以下の改定を実施いたしました。
    • グリーン・インシュアランス・プロダクト(環境に配慮した保険商品)の導入
      当社が定めたEVまたはPHEVに対し割引を適用する『EV割引』と偶然の事故により自宅駐車場等に設置しているEV充電設備に損害が生じた場合に、保険金をお支払いする『EV充電設備補償特約※1』を新設いたしました。
    • 割引の新設
      保険期間1年以上の前契約があり、前契約の保険期間中に3等級ダウン事故・1等級ダウン事故のいずれもない場合に割引を適用する『無事故割引』と当社にご契約中の方が、Emma by アクサ(お客さま専用ページ)経由でお見積りを完了した場合に割引を適用する『お客さまページ複数契約割引』を新設いたしました。
    • 特約の新設
      ご契約のお車の鍵の盗難・紛失※2があった場合などに以後のお車の盗難を防止するために、ご契約のお車の鍵および錠を交換する費用について、保険金をお支払いする『鍵交換費用補償特約』とご契約のお車が全損になった場合などに、新車保険金額を限度にお支払いする『車両新価特約』、車両保険の対象となる事故によりご契約のお車の代車としてレンタカーを借りた場合※3、レンタカー費用について、保険金日額を限度に保険金をお支払いする『レンタカー費用補償特約』を新設いたしました。
    • 「配偶者」の範囲拡大
      「配偶者」の定義に「同性パートナー」を含め、同性パートナーを「配偶者」として補償の対象に含めることやノンフリート等級の引継ぎなどが可能となりました。※4
  • 当社の自動車保険ならびにバイク保険をご契約いただいているすべてのお客さまへより安心・充実したカーライフをご提供するため、2023年1月16日に「AXAプレミアムロードサービス規定」を下記の通り改定し、サービス内容を拡充いたしました。
    • 自動車の無料レッカー移動距離の延長
      事故や故障などのトラブルに遭われて自力走行不能となったお車に対し、お客さま指定の修理工場やご自宅までの無料レッカー移動距離を、ダイレクト型損保最高水準※5の150kmまで延長いたしました。また、二輪自動車および原動機付自転車については、無料レッカー移動距離を100kmまで延長いたしました。
    • 電気自動車(EV)・電動バイク電欠時の対応強化
      EV(電動バイク含む)が電欠で自力走行不能となった場合、その現場から最寄りの充電可能な設備までのレッカー移動の利用回数を無制限といたしました。
  • お客さまとの接点を増やし、よりスムーズなご案内と利便性向上を目的として、2023年3月23日に当社の自動車保険・バイク保険のご契約者さま向けのLINE公式アカウントを開設いたしました。当社のLINE公式アカウントを友だち追加し、「Emma(エマ)by アクサ」と連携いただくことで事故対応状況の更新通知をLINEで受け取り※6ができるようになりました。

※1 この特約は、ご契約のお車が「EV割引」の適用対象となる場合にセットできます。
建物の火災保険と補償が重複することがあります。ご契約にあたっては十分にご確認ください。また、「EV充電設備補償特約」は自動車保険のみ対象の特約となります。

※2 遅滞なく遺失届を提出したものに限ります。

※3 当社が指定するレンタカー会社でレンタカーを借りた場合に限ります。

※4 契約のお手続きや保険金のお支払いにあたり、パートナーの関係性が確認できる資料のご提出をお願いする場合があります。

※5 自社調べ(2022年12月時点)
特約等を除いて、国内のダイレクト型自動車保険会社8社が提供するロードサービスの無料レッカー移動距離を比較。

※6 本サービスはLINEアプリをご利用いただけるスマートフォン端末でのみ、ご利用いただけます。

参考資料(PDFファイルサイズ:221KB)

アクサ損害保険(アクサダイレクト)について

アクサ損害保険株式会社は、1998年に設立され、翌年7月より営業を開始し、現在は主に自動車・バイク保険、ペット保険を販売しているアクサのメンバーカンパニーです。個人のお客さまを対象とした「アクサダイレクト総合自動車保険」は好調な売上を続け、保有契約件数は110万件を超えています。

アクサグループについて

アクサは世界50の国と地域で14万9千人の従業員を擁し、9千500万人のお客さまにサービスを提供する、保険および資産運用分野の世界的なリーディングカンパニーです。国際会計基準に基づく2021年度通期の売上は999億ユーロ、アンダーライング・アーニングスは68億ユーロ、2021年12月31日時点における運用資産総額は1兆510億ユーロにのぼります。アクサはユーロネクスト・パリのコンパートメントAに上場しており、アクサの米国預託株式はOTC QXプラットフォームで取引され、ダウ・ジョーンズ・サステナビリティ・インデックス(DJSI)やFTSE4GOODなどの国際的な主要SRIインデックスの構成銘柄として採用されています。また、国連環境計画・金融イニシアチブ(UNEP FI)による「持続可能な保険原則」および「責任投資原則」に署名しています。

アクサグループの数値は2021年度時点のものです。