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入院中の子どもたちと分身ロボット
「OriHime」を通した交流会の実施
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アクサダイレクトは、地域貢献プログラムの一環として、2020年よりコンタクトセンターがある福井県福井市、高知県高知市、北海道旭川市の3拠点を中心に、病院の協力のもと入院中の子ども達と分身ロボット「OriHime」を活用したリモート交流会を行っています。「OriHime」には、内蔵カメラとマイク・スピーカーが備わっており、子どもたちは病院にいながら、景色を見たり、家族や友達と双方向で会話したりすることができます。
2020年以降、入院中の子ども達は新型コロナウイルス感染症対策が続く医療機関で面会や立ち入りが制限され、家族との交流もままならない状況にあります。そんな子どもたちに「OriHime」を通じ、家族や友人との時間を過ごしてもらいたい、また「外の世界の体験」を楽しんでもらいたいという想いで、この活動を実施しています。
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これまでの活動内容
2020年
福井県福井市、高知県高知市、北海道旭川市にある病院の協力を得て、入院中の5歳から14歳の子どもたち9人と分身ロボット「OriHime」を活用したリモートでの交流会を行いました。子どもたちに、まず約10日間ロボットを貸与し、自分の分身として自由にお出かけをしてもらいました。学校の行事に久しぶりに参加したり、ご家族と団らんしたりと、今まで制限されていたことをロボットを通じて体験してもらい、入院生活から離れたひと時を過ごしてもらうことができました。体験の最終日には、子どもたちの分身となったロボットをアクサダイレクトの各拠点に招待し、社員との交流やお買い物体験などを楽しんでもらいました。
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詳しくは、こちらをご覧ください。
2021年
福井県福井市、北海道旭川市にある病院の協力を得て、入院中の0歳から14歳の子どもたち7人と分身ロボット「OriHime」を活用したリモートでの交流会を行いました。子どもたちは3週間ロボットを貸与し、「OriHime」を通じて久しぶりに学校の授業に参加したり、修学旅行に参加したりしてもらうことができました。最終日にはアクサダイレクトのオフィスに招待し、社員による絵本の読み聞かせや、近隣店舗で自身で選んだ商品のお買物など、「外の世界の体験」を楽しんでもらいました。
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詳しくは、以下よりプレスリリースをご覧ください。
2022年
福井県福井市、北海道旭川市にある病院の協力を得て、6歳から14歳の子どもたち6人と分身ロボット「OriHime」を活用したリモートでの交流会を行いました。子どもたちには3週間ロボットを貸与し、「OriHime」を通じて久しぶりに学校の授業や部活に参加したり、ご家族とドライブをしたりと、分身ロボットを通じた交流や団らんを楽しんでもらいました。最終日には、子どもたちの分身となったロボットを各拠点のオフィスに招待し、オリジナル絵本の読み聞かせや、拠点近くのショッピングセンターへのお買物体験を行いました。ご協力いただいた病院からは、「OriHime体験中のごきょうだいとのコミュニケーションがモチベーションになったのか、医療者の期待を上回る回復力で退院することができたお子さんがいます」とのお声もいただきました。
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詳しくは、こちらからプレスリリースをご覧ください。
2023年
高知県高知市、福井県福井市、北海道旭川市の病院の協力を得て、4歳から16歳の子どもたち9人と分身ロボット「OriHime」を活用したリモート交流会を行いました。子どもたち一人ひとりに1台ずつ3週間ロボットを貸与し、学校の修学旅行に参加したり、ご家族と団らんしたり、制限されていることを分身ロボットを通じて体験してもらいました。最終日には、子どもたちの分身となったロボットを各拠点のオフィスに招待し、オリジナル絵本の読み聞かせやお買い物体験を社員と一緒に楽しみました。ご協力いただいた病院からは、「コロナ禍でwebでの交流に慣れてきているかもしれませんが、テレビ電話では決して味わうことのできない『そこにいる』感覚をOriHimeは与えてくれると思います。こうした体験は病気と闘う子どもたちの大きな力になっています」との声をいただきました。
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詳しくは、以下よりプレスリリースをご覧ください。
遠隔操作型の分身ロボット「OriHime」とは
オリィ研究所が開発している、育児や介護、身体障害などで通勤や出社が困難な方のテレワークや、病気で学校に通えない児童・学生の遠隔教育ツールとして全国で使われている分身ロボット。PCやタブレット、スマートフォンで手軽に操作でき、「OriHime」の設置や持ち運びが簡単なところが特徴。「移動の制約」を克服し、「その場にいる」ようなコミュニケーションを実現します。