自動車保険

「人身傷害補償特約」と「搭乗者傷害保険」の違いとは?

人身傷害補償特約と搭乗者傷害保険の違いについて

人身傷害補償特約 人身傷害補償特約

人身傷害補償特約は、運転者や同乗者が事故により死傷された場合に、治療費・休業損害・精神的損害(慰謝料)・逸失利益などの実際の損害に対して、約款の損害額基準に従い保険金額を限度に保険金をお支払いいたします。

過失割合に関わらず保険金をお支払いいたしますので、示談解決を待つことなくスピーディーに総損害額を受け取れます。

なお、記名被保険者(保険証券または継続証に記載の補償の対象となる方をいいます。)とそのご家族については、ご契約のお車に搭乗していないとき(歩行中など)の車との事故でも保険金をお支払いします。

法人契約は「人身傷害補償に関する被保険自動車搭乗中のみ補償特約」が自動セットされるため、ご契約のお車に搭乗中の事故のみが補償対象となります。

付帯率9割以上!そのメリットは?

例えば総損害額が5,000万円の場合 人身傷害補償5,000万円をセットしていれば…全額補償!

付帯率は9割以上。安心の特約です!

  • ご自身の責任度合い(過失割合)にかかわらず補償
  • 治療費・休業損害・精神的損害・逸失利益・将来の介護料などを補償
  • 示談解決を待たずに保険金をお支払い
  • ご自身やご家族の、歩行中や自転車に乗っているときの自動車事故(バイク事故も含む)も補償

「人身傷害補償に関する被保険自動車搭乗中のみ補償特約」をセットの場合は保険料が安くなります。ただし、ご契約のお車に搭乗中の事故に補償が限定されます。なお、法人契約の場合は、この特約が自動セットされます。

人身傷害補償特約の付帯率 人身傷害補償特約の付帯率 付帯あり(搭乗中のみ補償) 88.8% 付帯あり 10.5% 付帯なし 0.7%

2023年1月~2023年12月に新規でアクサダイレクトの自動車保険をご契約いただいた方対象(アクサダイレクト調べ)

搭乗者傷害保険 搭乗者傷害保険

搭乗者傷害保険は、ご契約のお車に搭乗中の方が事故で死傷された場合に、ご契約時に約定した定額の死亡保険金、後遺障害保険金、医療保険金をお支払いするものです。

入院や通院の当座の費用をカバー

事故で運転者と同乗者が入通院 部位・症状に応じた定額の医療保険金をお支払い その他、後遺障害や死亡の場合に保険金をお支払いします。

骨折の例です。「医療保険金支払額表」はこちらをご確認ください。

ご契約のお車に搭乗中の事故の場合、保険金額を限度に定額でお支払いします。

  • 医療保険金

    入通院日数4日以内:一律1万円をお支払いします。
    入通院日数5日以上:部位・症状に応じて
    10万円・30万円・50万円・100万円のいずれかをお支払いします。
    「医療保険金支払額表」はこちらをご確認ください。

  • 後遺障害保険金

    後遺障害の程度に応じて保険金額の4%~100%をお支払いします。
    「後遺障害等級表」は約款にてご確認ください。

  • 重度後遺障害特別保険金

    保険金額の10%(100万円限度)をお支払いします。

  • 重度後遺障害介護費用保険金

    後遺障害保険金の50%(500万円限度)をお支払いします。

  • 死亡保険金

    保険金額の全額をお支払いします。

人身傷害補償特約と搭乗者傷害保険のご加入パターンについて

人身傷害補償特約と搭乗者傷害保険のご加入パターンは、
以下の3つからお客さまのニーズに合わせてお選びいただけます。

人身傷害補償特約 搭乗者傷害保険
入院・通院 後遺障害 死亡 入院・通院 後遺障害 死亡
支払われる保険金の種類
  • 治療費
  • 休業損害
  • 精神的損害(慰謝料)など

当社が定めた損害額基準に応じて

  • 逸失利益
  • 精神的損害(慰謝料)
  • 将来の介護料など

当社が定めた損害額基準に応じて

  • 逸失利益
  • 精神的損害(慰謝料)
  • 葬儀費など

当社が定めた損害額基準に応じて

  • 医療保険金

入通院日数4日以内:一律1万円
入通院日数5日以上:部位・症状(*)に応じて10万円・30万円・50万円・100万円のいずれか

「医療保険金支払額表」は
こちらをご確認ください。

  • 後遺障害保険金

保険金額の4~100%

  • 重度後遺障害特別保険金

保険金額の10%(100万円限度)

  • 重度後遺障害介護費用保険金

後遺障害保険金の50%(500万円限度)

  • 死亡保険金

保険金額の全額

加入パターン
人身傷害補償特約+搭乗者傷害保険 ◯ ◯ ◯ ◯ ◯ ◯
人身傷害補償特約のみ ◯ ◯ ◯ × × ×
搭乗者傷害保険のみ × × × ◯ ◯ ◯

どのようなときに補償の対象となるの?

ご契約のお車に乗っているときの事故でケガをし、入院・手術が必要になった場合

○ 補償されます 人身傷害補償特約では
補償されます

治療費や手術の費用など、実際にかかった損害を保険金額の範囲で補償します。また、精神的損害(慰謝料)も補償します。

  • 実際の損害額(治療費、休業損害、精神的損害、遺失利益、将来の介護料など)について、当社が定める基準に基づいて算出した額を、保険金額を限度にお支払いします。

○ 補償されます 搭乗者傷害保険では
補償されます

実際にかかった損害にかかわらず、入通院日数が4日以内のときは1万円、5日以上のときは部位・症状に応じて10万円・30万円・50万円・100万円のいずれかの一時金を医療保険金としてお支払いします。

  • 死亡された場合:保険金額の全額をお支払い。
    後遺障害の場合:後遺障害の程度に応じて保険金額の4%~100%をお支払い。
    ケガの場合:入通院日数が4日以内の場合は一律1万円をお支払い。入通院日数が5日以上の場合は、部位・症状別の定額払い。

ご家族が自転車に乗っていて、自動車事故にあってしまった場合

○ 補償されます 人身傷害補償特約では
補償されます

ご契約のお車に搭乗中の事故と同様に補償します。

「人身傷害補償に関する被保険自動車搭乗中のみ補償特約」をセットしている場合は補償の対象となりません。なお、法人契約の場合は、この特約が自動セットされます。

  • (注)「人身傷害補償に関する被保険自動車搭乗中のみ補償特約」をセットした場合は、保険料をお安くすることができます。ただし、ご契約のお車に搭乗中の事故に限定され、歩行中や自転車に乗っているときなどの自動車事故(バイク事故も含む)が補償されなくなります。お客さまのニーズに合わせてお選びください。

× 補償されません 搭乗者傷害保険では
補償されません

ご契約のお車に搭乗中ではないため、補償されません。

自動車保険の「搭乗者傷害保険」は、任意セットが可能

搭乗者傷害保険」は任意セットが可能となり、下記のように「搭乗者傷害保険」と「人身傷害補償特約」の
いずれか、または両方をお客さまのニーズに合わせてお選びいただくことができます。

人身傷害補償特約のみ

人身傷害補償特約のみ

搭乗者傷害保険のみ

搭乗者傷害保険のみ

人身傷害補償特約+搭乗者傷害保険

人身傷害補償特約+
搭乗者傷害保険

ワンポイントアドバイス

  • 人身傷害補償特約のみをお選びになった場合

    人身傷害補償特約
    のみを
    お選びに
    なった場合

    保険料を抑えたい!

    保険料と補償のバランスを考慮し「人身傷害補償特約」のみセットいただくこともできます。

    さらに補償内容を「ご契約のお車に搭乗中の事故のみ」に限定することで保険料の節約となります。

  • 人身傷害補償特約+搭乗者傷害保険をお選びになった場合

    人身傷害補償特約+搭乗者傷害保険をお選びになった場合

    充実の補償!

    人身傷害補償特約では、過失割合に関わらず、治療費用や休業損害、精神的損害(慰謝料)など実際の損害に対して、保険金額を限度として保険金をお支払いします。

    搭乗者傷害保険では、医療保険金を事故後速やかに受け取れますので、当座の入通院費用としてご利用いただくことができます。

    これら両方をセットしていただくことで、さらに充実した補償内容となります。

このページでは補償内容の概要を説明しています。詳しくは、「重要事項説明書・保険約款」をご確認ください。

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