自動車保険

車両保険

車両保険とは、ご契約のお車が損害を被った場合に、その損害を補償するものです。

このページでは補償内容の概要を説明しています。詳しくは、「重要事項説明書・保険約款」をご確認ください。

車両保険とは自分の車の損害を補償するもの

車両保険

衝突、接触等の事故によりご契約のお車に損害が生じた場合に、損害額(修理費など)から免責金額を差し引いた額について、車両保険金(*)をお支払いします。なお、全損の場合は免責金額を差し引かずにお支払いします。

1回の事故につき原則として保険金額を限度とします。

車両保険には2つのタイプがある

車両保険には、「一般車両保険(フルカバータイプ)」と「『車対車+A』車両保険(スタンダードタイプ)」の2つのタイプがあり、補償される事故の範囲と保険料が異なります。

補償範囲の違い

補償内容 一般車両保険
(フルカバータイプ)
「車対車+A」車両保険
(スタンダードタイプ)
車同士(*1)(*2)の衝突・接触 ○ ○
盗難 ○ ○
落書き、いたずら、窓ガラスの破損 ○ ○
飛来物・落下物との衝突 ○ ○
台風、竜巻、洪水、高潮 ○ ○
火災・爆発 ○ ○
電柱、ガードレール、車庫への接触・衝突 ○ ×
自転車との接触 ○ ×
あて逃げ ○ ×
墜落・転覆 ○ ×

*1 二輪自動車、原付自転車を含みます。

*2 「車対車+A」車両保険は相手の車とその運転者または所有者が確認できた場合に限ります。また、ご契約のお車と所有者が同一のお車との事故は対象となりません。

いずれの車両保険においても、地震・噴火またはこれらによる津波の被害は補償されません。

地震などで損害を被ったときに補償を受けるためには、車両保険に加えて「地震・噴火・津波危険『車両全損時一時金』特約」をセットする必要があります。

車両保険のタイプによってどのくらい保険料って違うの?

「一般車両保険」と「『車対車+A』車両保険」でかんたん保険料比較!

かんたん3分
あなたの保険料をチェック!
車検証がなくてもOK!無料お見積り

車齢8年未満の場合、
半数以上が「一般車両保険」をセット!

下記のグラフはアクサダイレクトでご契約いただいている方の車両保険のセット状況について、
車齢ごとのセット率を表したものです。

車両保険の車齢ごとの付帯率

アクサダイレクト調べ(2023年3月16日現在)

グラフが示すように、車齢8年未満のお車でご契約いただいている方のうち、6割以上の方が車両保険をセットしています。また、車が新しければ新しいほど、補償範囲の広い「一般車両保険」をセットしている方が多いことが分かります。このデータをもとに、アクサダイレクトは下記のようにおすすめします。

車両保険のセットを
おすすめするケース

  • 比較的新しい車をお持ちの方や、運転経験が浅い方、
    「単独事故」や「あて逃げ」などが心配な方

    一般車両保険

  • 車齢が高い方や運転技術に自信のある方、
    補償範囲を限定して保険料を安くしたい方

    「車対車+A」
    車両保険

車両保険のセットの必要性は、車齢(初度登録年月からの経過期間)や運転する方の運転技術、補償範囲をポイントに考えましょう。

車両保険を選ぶ際のポイントなどについては、自動車保険の車両保険ガイドをご確認ください。

車両保険のあり・なしで保険料っていくら違う?

見積り結果画面で簡単に保険料比較!

かんたん3分
あなたの保険料をチェック!
車検証がなくてもOK!無料お見積り

車両保険における補償例

車両単独事故

事故状況:カーブを曲がりきれずガードレールに接触。
状況
事故状況 カーブを曲がりきれずガードレールに接触。
損害状況 ご契約車両の修理費 80万円
ご契約内容
車両保険種類 一般車両保険
車両保険金額 100万円
免責金額 5万円(1回目)、10万(2回目以降)

お客さまのご負担

一般車両保険を
セットしていない場合

修理費の80万円は全額ご契約者さまの自己負担。

一般車両保険を
セットしている場合

車両保険より75万円(修理費80万円-免責金額5万円(1回目の事故))をお支払い。ご契約者さまの自己負担は免責金額の5万円のみです。

交差点内での事故

事故状況:信号・標識のない交差点でご契約車両と相手車両が出会い頭に衝突。
状況
事故状況 信号・標識のない交差点でご契約車両と相手車両が出合い頭に衝突。
損害状況
ご契約車両の修理費 60万円
ご契約者さまの過失40% 相手方の過失60%
ご契約内容
車両保険種類 「車対車+A」車両保険
車両保険金額 70万円
免責金額 5万円(1回目)、10万円(2回目以降)

車対車免ゼロ特約をセットした場合

お客さまのご負担

相手の方からの賠償金は、36万円(60万円×相手過失60%)しか支払われません。

「車対車+A」車両保険を
セットしていない場合

修理費の残額24万円は、ご契約者さまの自己負担。

「車対車+A」車両保険を
セットしている場合

修理費の残額24万円はご契約者さまの車両保険から支払われますので、ご契約者さまの自己負担はありません。

免責金額について詳しくは、車両保険の免責金額(自己負担額)をご覧ください。

お車の修理費のお役立ち情報については、車両保険で修理費用はどこまで支払われる?使うと良い場合とは?をご覧ください。

かんたん3分
あなたの保険料をチェック!
車両保険をつけると保険料はいくら?

車両保険を使うと
自動車保険の等級は下がる

自動車保険には、「等級制度」というものがあります。ご契約の自動車1台ごとの事故の発生状況に応じて等級が設定され、これによって保険料が割増・割引される制度です。等級の高さに応じて割引率も高くなります。
等級は1〜20等級まであり、はじめて自動車保険にご加入いただく場合は6等級または7等級から始まります。
自動車保険に加入して1年間無事故で保険を使わない場合、翌年に等級が1つ上がります。
車両保険を使用した場合は、翌年の等級は事故内容によって3等級もしくは1等級ダウンします。

車両保険金額について

「車両保険金額」とは、車両保険をつけたお車が事故により損害を被った場合に支払われる保険金の支払限度額のことをいいます。車両保険金額は、お車の型式や年式などを考慮して保険会社が設定する時価相当額の範囲から選ぶことができます。

車両保険のお役立ち情報については、車両保険金額とは?決め方のポイントや金額の目安を解説をご覧ください。

お支払いする保険金

車両保険金

ご契約のお車が全損となった場合は保険金額の全額、分損の場合は損害額から免責金額(または免責割合)を差し引いた額を車両保険金としてお支払いします。なお、保険金額は、同型式、同年式等で同程度の損耗度の自動車の市場販売価格相当額にもとづいて契約時に決定します。

車両全損時
臨時費用保険金

ご契約のお車が全損となった場合、車両保険金とは別に保険金額の5%(10万円限度)の車両全損時臨時費用保険金をお支払いします。

車両全損時臨時費用補償特約(5%)でお支払いするものです。

身の回り品保険金

車両保険金が支払われる場合で、同一の事由により車内やトランクに積んでいる個人所有の身の回り品に生じた損害について、車両保険金とは別に身の回り品保険金(10万円限度)をお支払いします。

その他費用保険金など

損害の発生または拡大の防止のための費用、求償権の保全または行使手続きのための費用、被保険自動車が自力で移動することができない場合の運搬費用、盗難事故のときの車両引取費用、共同海損の分担額を車両保険金とは別にお支払いできる場合があります。

保険金をお支払いできない主な場合

  • 保険契約者、被保険者または保険金受取人の故意または重大な過失によって生じた損害
  • 欠陥・摩滅・腐しょく・さびその他自然消耗、故障損害
  • ご契約のお車に定着されていない付属品の単独損害
  • ご契約のお車から取り外された部分品・付属品に生じた損害
  • タイヤの単独損害(火災・盗難を除きます。)
  • 法令により禁止されている改造を行った部分品・付属品に生じた損害
  • 次のいずれかに該当する場合に生じた損害
    • a.無免許運転
    • b.麻薬などの影響で正常な運転ができないおそれがある状態での運転
    • c.酒気を帯びた状態での運転など

アクサダイレクトの車両保険なら身の回り品も補償

車載のゴルフ用品などの損害を10万円まで補償

車載のゴルフ用品などの損害を10万円まで補償

ご契約のお車が衝突、接触、盗難などにあわれて車両保険金を受け取られる場合、車内やトランクに積んだ身の回り品(ゴルフ用品、パソコン、スノーボードなど)(*)に生じた損害に対して「身の回り品保険金」(10万円限度)をあわせてお支払いします。

身の回り品とならないものについてはこちらをご覧ください。

車両保険に関するご注意

  • 車両保険は免責金額(被保険者の自己負担額)があり、損害額から免責金額を差し引いた金額をお支払いします。ただし全損の場合は免責金額を差し引かずに保険金額の全額をお支払いします。
  • 「身の回り品保険金」は車両保険金が支払われる場合にお支払いします。
  • ご契約条件により、車両保険をセットできない場合がありますので、あらかじめご了承ください。

免責金額の設定

車両保険に関するお役立ち情報は、車が盗難にあったら車両保険は使える?をご覧ください。

自動車保険の車両保険に関するよくある質問

  • 中古車購入の場合、車両保険は必要ですか?

    中古車の場合、お車の時価相当額で判断するとよいでしょう。車両保険金額はお車の時価相当額によって限度額が設定されているため、お車の損傷に対して保険金が十分に支払われるか確認しておきましょう。保険料とのバランスをみて車両保険を検討してみてください。車両保険の必要性については、自動車保険の車両保険ガイドをご参照ください。

  • 新車購入の場合、車両保険は必要ですか?

    新車や高級車の場合、車両保険をセットしておくことをおすすめします。事故に遭い修理が必要でも、「購入したばかりで余裕がない」「ローンが重なる」といった状況では、修理費を用意するのも大変です。高級車の場合は、部品代が高額なため修理費が高くなるケースもあります。車両保険金額はお車の時価相当額で決定されるため、新車や高級車は保険金額を高めに設定できます。急な出費に備えるためにも車両保険は効果的といえるでしょう。車両保険の必要性については、自動車保険の車両保険ガイドをご参照ください。

  • 車両保険に入っていないとどうなるのですか?

    自然災害、いたずらや飛び石のような相手方のいない損害に対しては、車両保険がないと保険金が支払われません。相手方のいる事故であっても、事故の状況や過失割合によっては、ご自身で修理費を負担する必要があります。いざという時のためにも、車両保険をセットすることをおすすめします。

  • 車が盗難にあったら車両保険は使える?

    盗まれたお車が戻ってこない場合は全損の扱いとなり、車両保険金額の全額をお支払いします。
    お車の盗難に関するお役立ち情報は、車が盗難にあったら車両保険は使える?をご覧ください。

  • 軽自動車にも車両保険を付けるべきですか?

    軽自動車についても、考え方は同じになります。時価相当額によって車両保険金額が決定されるため、新車の場合や、いざという時の備えをしっかりしたいという方には車両保険をセットしておくことをおすすめします。お車の状態、車両保険金額や保険料、ローンなど経済面でのバランスも加味して車両保険が必要かどうかご検討ください。

  • 車両保険はどのように選べばよいでしょうか?

    車両保険を選ぶときの考え方は、車に乗る目的や頻度、ローンの有無、経済状況や運転歴など運転される方の条件によりさまざまです。また、大切なお車が損害を被るのは、事故だけとは限りません。台風などの自然災害、盗難やいたずらなども考えられます。どういう場面で補償してほしいのか、まずは補償内容をきちんと知ることが大切です。
    車両保険の選び方のポイントは、こんなときに役立つ車両保険車両保険の選び方新車を購入したら車両保険はどう選ぶ?中古車を購入したら車両保険はどう選ぶ?をご覧ください。

「メールアドレス」や「電話番号」などの個人情報を入力いただかなくても、お見積り結果をご確認いただけます。
まずはお気軽にお見積りください。

3分でかんたん!無料お見積り
あなたの条件で今すぐ保険料をチェック
インターネット割引と無事故割引あわせて最大22,000円割引!

割引額は保険料に応じて異なり、所定の条件があります。バイク保険は最大12,000円の割引となります。