自動車保険
車両保険の補償内容を知っておこう
(車両事故編)
飛び石でフロントガラスが割れた場合保険は使える?
等級への影響や保険を使うかどうかの
判断ポイントについてご説明します。
飛び石による被害
安全運転を意識していても、防ぐことが難しい被害の1つに「飛び石」があります。
飛び石によりフロントガラスが破損してしまった・・・そんなとき、できれば石を跳ね飛ばしてきた相手に修理費を請求したいところですが、一般的には石を跳ね飛ばした相手に損害賠償請求を問うことは困難です。
飛び石程度なら・・・と、修理せずそのままにされる方もいますが、破損の場所や度合いによっては車検に通らない場合など、どうしても修理が必要になることもあります。
飛び石で車両保険は使える?
飛び石は、飛来中・落下中の他物との衝突に該当するため車両保険が使えます。
アクサダイレクトの車両保険は「一般車両保険(フルカバータイプ)」と「『車対車+A』車両保険(スタンダードタイプ)」の2つのタイプがあり、飛び石はどちらのタイプでも補償を受けることができます。予期せぬ飛び石による損害に備え、車両保険をセットしておくと安心です。
飛び石で保険を使うと等級はどうなる?
飛び石で車両保険を使用した場合は、1等級ダウン事故に該当し、翌年の契約時に等級が1つ下がります。加えて、「事故有係数」が翌年のご契約から1年間適用されます。
(例)今年度15等級の契約において、飛び石で車両保険を使った場合
今年度の等級 事故有係数適用期間 |
事故の有無 | 次年度の等級 事故有係数適用期間 |
---|---|---|
15等級 事故有係数適用期間 0年 |
事故なし
|
16等級 事故有係数適用期間 0年 |
1等級ダウン事故
|
14等級 事故有係数適用期間 1年 |
なお、14等級に下がっても、1年間無事故で保険を使わない場合、次の年に等級が1つ上がり15等級になり、事故有係数適用期間も0年に戻ります。
修理費用を相手に賠償してもらうことは可能?
基本的に、飛び石被害を相手に賠償してもらうことは困難です。
理由として、どの車が石を飛ばしたかを証明することは難しく、車が特定できたとしても相手の過失を立証するのは困難なケースが多いです。
そのため、賠償責任を問うことは困難であり、修理費用は自費で負担する、もしくは、車両保険を使用する必要があります。
飛び石で保険を使うかどうかの判断ポイント
飛び石で車両保険を使うべきか悩む方も多いのではないでしょうか。次にあげるポイントを参考に飛び石で保険を使うか検討するとよいでしょう。
ポイント1 免責金額の有無
車両保険に免責金額が設定されている場合は、保険を使っても免責金額分の自己負担が発生します。まずは免責金額の有無を確認しましょう。修理費用が免責金額を下回っている場合は、保険が使えないので全額自己負担となります。
ポイント2 翌年の保険料を確認する
保険を使った場合に翌年の保険料がどのくらい高くなるのか確認しましょう。免責金額がある場合はその自己負担額と合わせてトータルどのくらいの金銭的負担が発生するのか確認し、修理費用と比較して保険を使うかどうか決めるとよいでしょう。
修理費の金額によっては、保険を使わずに自費で修理したほうが金銭的負担を抑えられるケースもあります。
その他の車両事故の補償事例
飛び石以外の事故での事例をご紹介します。
車両保険に関連するお役立ち情報を確認したい方は、車両保険金額とは?決め方のポイントや金額の目安を解説や車両保険で修理費用はどこまで支払われる?使うと良い場合とは?をご覧ください。
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