ボルゾイってどんな犬?性格としつけ方
更新日:2023年12月21日
- 高貴なハウンドドッグ
- オス75〜85cm、メス68〜78cmが理想体高
- カラーは豊富で、一番人気はホワイト系
- ブラッシングは毎日が基本
- 寿命は7〜13年と個体差が大きい
- プライドが高いので、褒めてしつける
- 時速50kmで走れる狩猟犬、十分な運動が必要
- ボルゾイの保険料例
ボルゾイの特徴
歴史
高貴なハウンドドッグ
ボルゾイはロシア原産で、ロシアの貴族階級に飼われていたロシアン・ウルフハウンドという狩猟犬でした。野ウサギ狩りやオオカミ狩りに使われていた視覚で遠くにいる獲物を追跡する「サイトハウンド」のグループです。19世紀頃には7つのタイプのボルゾイがいて、ロシア皇帝はボルゾイを各国の王族に贈って国交を深めるなど、政治的な利用もされていました。現代のボルゾイは、その美しさと高貴な容姿で、世界中のドッグショーに登場しています。また、ハウンドドッグとしての性格を持ったボルゾイは、ドッグレースでも活躍しています。
サイズ
オス75〜85cm、メス68〜78cmが理想体高
日本で血統書を発行する機関であるジャパンケネルクラブ(JKC)では、理想体高をオス75〜85cm、メス68〜78cmとしています。オスの体高は尻の最高点から地面までの長さと等しいか、それよりわずかに高く、メスの体高は等しいのが望ましいとされていますが、その上限を越えている場合も許容されることが多いようです。
被毛
カラーは豊富で、一番人気はホワイト系
ボルゾイは、ホワイト、ブラック、レモン、レッド、シルバー、ゴールドなど、ブルーとブラウン以外の色はすべて公認されています。日本の市場で最も人気の高いのは、ホワイト系です。
お手入れ
ブラッシングは毎日が基本
ボルゾイの被毛は長い毛のダブルコート。毛玉ができやすく、毛が絡まりやすいので、毎日のブラッシングケアは必須です。換毛期(特に冬の毛が抜ける春)には大量に毛が抜けるので、ブラッシングは小まめにするようにしてください。ボルゾイは皮膚がデリケートなので、ブラッシングはスリッカーブラシ、ピンブラシ、コーム(櫛)などを使い分けてケアしてください。シャンプーは月1〜2回程度でよいでしょう。
寿命
寿命は7〜13年と個体差が大きい
ボルゾイの寿命は7〜13年前後。個体差が大きく平均寿命が出しにくい犬種です。
ボルゾイの性格
しつけ
プライドが高いので、褒めてしつける
ボルゾイは、静かでバランスの取れた性格ですが、獲物を見つけると狩猟犬の血が騒ぎ、突然興奮することがあるので注意が必要です。飼い主さんや家族に対して忠誠で、子供に対しても穏やかですが、遊び好きな面があるので興奮させないように、特に子供がいるときは気をつけましょう。賢く、訓練好きなボルゾイは、プライドが高く、褒めてしつけるのがポイントです。大型犬ですので子犬のときからしっかりとしつけをするようにしましょう。
ストレス
時速50kmで走れる狩猟犬、十分な運動が必要
ボルゾイは、狩猟犬として時速50kmくらいの速さで走れる犬種です。毎日1〜2時間以上の散歩が必要なのは言うまでもありません。ドッグランで思いっきり走らせ、日常的にダッシュやボール遊びなど、激しい運動をさせるようにしましょう。1mくらいの高さを飛び越えてしまうほどのジャンプ力がありますので、散歩のときは周囲の状況に気をつけましょう。運動不足はストレスになり、問題行動の原因になるので、十分な運動をさせてください。
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