アイリッシュ・セターってどんな犬?性格としつけ方
更新日:2023年12月21日
- 鳥の狩猟犬としてアイルランドで誕生
- オス67cm前後、メス62cm前後
- リッチ・チェスナット(栗色)の1色のみ
- ブラッシングは2日に1回、換毛期は毎日
- 寿命は12〜15歳で大型犬ではやや長寿
- 賢くしつけやすいが無理強いには反発
- バリエーションをつけて朝晩の散歩を
- アイリッシュ・セターの保険料例
アイリッシュ・セターの特徴
歴史
鳥の狩猟犬としてアイルランドで誕生
アイリッシュ・セターは、正確な起源は不明ですが狩猟犬としてアイルランドで誕生したということが定説です。アイルランドに渡ったレッドスパニエルにポインター種とセッター種を交配させて生まれたものと考えられています。アイリッシュ・セターは鳥を狩る猟犬として、鳥を見つけると自分では捕まえることしないで伏せ(set)をしてハンターを待っていたことからセター(セッター)と呼ばれています。
サイズ
オス67cm前後、メス62cm前後
日本で血統書を発行する機関であるジャパンケネルクラブ(JKC)では、オスの体高を67cm前後、メスの体高を62cm前後と規定しています。体重の規定はありませんが、27kg〜32kg前後です。
被毛
リッチ・チェスナット(栗色)の1色のみ
アイリッシュ・セターの毛色は「リッチ・チェスナット(マホガニーレッド・栗色)」が基本の毛色となります。ブラックが入ったものは、祖先犬の一種とされるゴードン・セッターの影響を取り除くため正式な毛色としては認められていません胸、喉、指、前頭部に小さな白や、顔面のごく細いブレーズがみられることもあります。
お手入れ
ブラッシングは2日に1回、換毛期は毎日
美しい被毛が魅力のアイリッシュ・セターには、適切なブラッシングが欠かせません。毛が長く絡まりやすいため、2日に1回はブラッシングが必要です。また、換毛期には多くの毛が抜けるので毎日のブラッシングを心がけましょう。シャンプーは汚れが気になったときにするくらいで十分です。
寿命
寿命は12〜15歳で大型犬ではやや長寿
アイリッシュ・セターの寿命は12〜15歳前後。大型犬の中ではやや長寿といえます。
アイリッシュ・セターの性格
しつけ
賢くしつけやすいが無理強いには反発
賢くしつけやすい犬種ですが、自己主張が強く頑固な一面もあり、無理やり言うことをきかせようとしたり、力で押さえつけようとしたりすると反発するので注意してください。褒めるのが基本で、ご褒美におやつを与えたりして、しつけてください。なお、性格は大雑把なため室内のトイレなどの生活面のしつけには、少々根気がいる場合もあります。
ストレス
バリエーションをつけて朝晩の散歩を
アイリッシュ・セターは豊富な運動量が必要で、朝晩2回、それぞれ1時間程度の散歩が必要です。一緒にジョギングをしたり、ボールやフリスビーを使って思いっきり遊んであげたり、ドッグランで走らせてあげたりバリエーションをつけてあげましょう。また散歩中に小動物を見つけて猟犬の血が騒いで追いかけようとすることがないように十分なしつけを子犬のときからしておきましょう。
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