ブルドッグってどんな犬?性格としつけ方
更新日:2023年12月21日
- 闘犬に使われた犬がルーツ
- ずんぐりとした、愛嬌あるスタイル
- 豊富な毛色のバリエーション
- 抜ける下毛はしっかりと除去
- 寿命は10歳ほど
- 人懐っこく、子供にも従順
- ゆったりとした散歩で十分
- ブルドッグの保険料例
ブルドッグの特徴
歴史
闘犬に使われた犬がルーツ
1630年代にはじめて犬種として分類されましたが、それ以前にも闘犬のタイプとして、ブルドッグという名称が使われていたという記録が残っています。ちなみに雄の牛を示すブルと対決する犬だからブルドッグという犬名になったという説もあります。もともとはイギリスで13世紀頃から行われていたブルベインティングと呼ばれる、犬に牛を噛みつかせる娯楽に使われていたのがルーツとされています。ただ、当時は噛み付きやすいようにつぶれた鼻をしていましたが、足も胴も短くなく、現在のブルドッグのスタイルとは異なるものでした。1835年に、ブルベインティングが動物愛護の点から廃止されると、ブルドッグの改良が始まります。短足で、ずんぐりとした体型へと変化し、性格も勇猛さではなく、優しさを優先するようになりました。1860年に行われたショーに出品されたものは、現在の形に近いものでした。今ではイギリスの国犬とされ、世界的に見ても古い歴史をもつ犬種となっています。
サイズ
ずんぐりとした、愛嬌あるスタイル
ブルドッグの体長はオス、メスともに約31cm〜36cmとされています。標準体重は、日本で血統書を発行する機関であるジャパンケネルクラブ(JKC)ではオスが25kgで、メスが23kgとしています。体形は肩幅が広く、がっしりとした足と四肢と筋肉質な体が特徴です。顔は短くて幅広な鼻や、大きくて垂れた唇、そして深いシワがあるなど、愛嬌あふれるものとなっています。
被毛
豊富な毛色のバリエーション
毛色は単色では白、赤、淡黄色、フォーンスなどがあり、黒や赤ベースの虎柄、さらに白と黒、白とレッドの組み合わせもあり、豊富と言っていいでしょう。
お手入れ
抜ける下毛はしっかりと除去
ブルドッグの被毛は短くて柔らかいことから、お手入れはとても楽です。気がついた時にブラッシングをする程度で問題ありません。それよりも気をつけたいのは顔のお手入れです。シワのまわりに汚れが溜まらないようにして、こまめに拭き取り、夏場は週に1回程度シャンプーで洗ってあげるのもいいでしょう。
寿命
寿命は10歳ほど
平均的な寿命は10歳ほどです。個体差はありますが、中型犬としては少し短めの寿命です。
ブルドッグの性格
しつけ
人懐っこく、子供にも従順
ブルドッグは見た目とは裏腹に、おっとりとしていて、とても従順で人懐っこい性格をしています。また、辛抱強い性格で、子供などに対しても吠えたりせず、いたずらをされても我慢することもあり、誰からも愛される性格と言っていいでしょう。ただし、もともとは闘犬ということもあり、判断力や洞察力に優れ、頑固な一面もあるなど、内に秘めた芯の強さは今でも健在です。普段は吠えることはあまりないですが、知らない人がやってくると警戒心から吠えることはあります。
ストレス
ゆったりとした散歩で十分
闘犬がルーツとはいえ、ペットとして改良されたこともあり、運動はあまり得意ではありません。ただし、運動量が少ないと肥満になりがちなこともあり、少しの時間でいいので散歩に連れ出すようにしましょう。また、気温や湿度が高い日本の夏は得意ではありません。特に高い湿度は皮膚炎の原因にもなるので、エアコンをつけるなど快適になるように工夫しましょう。
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