ブリュッセルグリフォンってどんな犬?性格としつけ方
更新日:2023年12月21日
- ブリュッセルの土着犬がルーツ
- がっちりでしなやかな体格
- 毛色は赤みがかったもの
- 口のまわりの長毛には注意
- 寿命は10〜15歳
- はしゃぎすぎには注意
- 夏の暑さもストレスに
- ブリュッセルグリフォンの保険料例
ブリュッセルグリフォンの特徴
歴史
ブリュッセルの土着犬がルーツ
ベルギーのブリュッセル周辺にいた小型犬がルーツとされていますが、はっきりとしたことはわかっていません。害獣駆除のために飼われていたという説もあります。15世紀に描かれた絵画に登場するのが記録として残るはじめてのものです。
中世になると、一般家庭で飼われてきたものが、この時期に貴族階級にも普及したとされます。なかでもマリー・アントワネットがペットとして飼っていたのが有名です。19世紀に広く行われたのが、他犬種とかけ合わせて鼻を低くする試みで、ヨークシャーテリアやパグとの交配が行われました。これにより、鼻が低いだけでなく、毛質などさまざまな個体が登場し、別の犬種として扱われるようになりました。例えば、黒毛はベルジアングリフォン、短毛はプチブラバンソンとなりますが、どう扱うかは国や血統管理団体によって異なります。日本ではこれらは別々の3犬種として扱っています。
サイズ
がっちりでしなやかな体格
ブリュッセル・グリフォンの体重はオス、メスともに日本で血統書を発行する機関であるジャパンケネルクラブ(JKC)では3.5〜6kgとしています。
体格はスクエアで、がっちりとしながらも、しなやかさも兼ね備えています。
被毛
毛色は赤みがかったもの
JKCでは赤みがかった色を基準として、頭部には黒が混じってもいいとされています。
お手入れ
口のまわりの長毛には注意
グリフォンとは荒く尖った毛を意味するだけに、シングルコートで密度もあまり高くありません。気がついたときにブラッシングしましょう。ただし、毛を長くしている場合は絡みやすいので、1週間に1回程度が最適です。
また、食後に口まわりの長い毛にエサがついているかを確認して、清潔に保つようにしましょう。
寿命
寿命は10〜15歳
平均的な寿命は10〜15歳です。個体差はありますが、中型犬としては標準です。
ブリュッセルグリフォンの性格
しつけ
はしゃぎすぎには注意
とても活発で、遊び好きです。運動もとても好きで、散歩では常に走り回っていることもあります。喜びの表現でもあり、飼い主さんと一緒にいるのが何物にも代えがたい喜びです。ただし、喜び過ぎて羽目を外してしまうこともあるので、その場合は注意をしてしっかりとしつけるようにします。
人には従順で、子供や年配の方に危害を加えることはありません。ほかの犬とも仲良くすることができます。
ストレス
夏の暑さもストレスに
遊ぶことが大好きなので、散歩だけでなく、たまにはドッグランで思いっきり遊ばせるのも大切です。運動不足はストレスにもなります。また暑さには弱いので、夏場はクーラーを使い快適な温度に保つことも大切です。遊び好きとはいえ、小型犬なので、散歩は1日に1回から2回で十分。短めでも構いません。
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