サルーキってどんな犬?性格としつけ方
更新日:2023年12月21日
- 現存する犬種の中で最も古い犬
- 体高は58〜71cm、メスはオスより比較的小さい
- 毛色のバリエーションが豊富
- 体臭も少なくお手入れは簡単
- 寿命は12〜14年で大型犬の平均
- 飽きさせないトレーニングがポイント
- 外に出ると活発になるので注意が必要
- サルーキの保険料例
サルーキの特徴
歴史
現存する犬種の中で最も古い犬
サルーキは現存する犬種の中で最も古い犬種とされ、古代エジプトの遺跡から彫刻やミイラとして発掘されています。中東では犬は不浄の動物とされていましたが、人間と一緒に埋葬されるサルーキは特別な存在だったようです。また、砂漠の鹿と言われるガゼルを狩るための猟犬だったこともあり、その走るスピードはとても速く、別名をガゼル・ハウンドとも呼ばれています。ドッグレースで活躍するグレーハウンドよりもさらに足が速いとされ、時速70km以上のスピードで走ることができる最速の犬種と言われています。外見がボルゾイと似ていますが全く違う犬種で、似ているのは足が速いということだけです。
サイズ
体高は58〜71cm、メスはオスより比較的小さい
日本で血統書を発行する機関であるジャパンケネルクラブ(JKC)では、体高の平均を58〜71cmとし、メスはオスより比較的小さいとしています。
被毛
毛色のバリエーションが豊富
日本で血統書を発行する機関であるジャパンケネルクラブ(JKC)では、ホワイト、クリーム、フォーン、ゴールド、赤茶、トライカラー、ブラック&タンなど、あらゆる色が認められています。ブリンドル(虎のような模様)が見られる場合もあります。
お手入れ
体臭も少なくお手入れは簡単
サルーキは毛が長いですが、シングルコートなのでお手入れは簡単です。耳と尻尾に飾り毛のあるタイプは、その部分をていねいにブラッシングしてあげてください。全体のブラッシングはラバーブラシで週1〜2回でいいでしょう。体臭が少ないのでシャンプーも月1〜2回でいいでしょう。多少の汚れであれば、タオルを濡らして体を拭いてあげれば十分でしょう。
寿命
寿命は12〜14年で大型犬の平均
サルーキの寿命は12〜14年前後。大型犬の中では平均的といえます。
サルーキの性格
しつけ
飽きさせないトレーニングがポイント
サルーキは、学習能力が高く、しつけはすぐに覚えてくれます。ただ反復練習には飽きやすいため、トレーニングのときには飽きないようにバリエーションをつけてしつけることがポイントです。また賢いゆえに、納得しないと動かないこともあります。サルーキが興味を持てるように工夫して教えることが求められます。学習能力が高く賢いので、叱るのではなく褒めて教えるのがしつけのコツです。
ストレス
外に出ると活発になるので注意が必要
狩猟犬だったサルーキは、体が大きく、並外れた運動能力があり、走ることがとても大好きです。家の中では大人しいですが、散歩に出た瞬間に一変して活発に走ったり動いたりする一面も。1日2回、1時間以上の散歩をしましょう。散歩中に動くもの(鳥などの小動物)を見つけると本能で追いかけるように走り出してしまうこともあるため、リードは絶対につけてください。子供にリードを持たせるのも危険です。ストレス発散のためには、定期的にドッグランなどに連れて行ってあげましょう。
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