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年齢条件とは?

更新日:2023年7月25日

公開日:2022年12月8日

年齢条件とは?
Emma

自動車保険に加入する際に、「誰が運転するのか」を考えることは大切なポイントです。
なかでも重要になってくるのが運転者の年齢です。補償される運転者の年齢を限定することで保険料を安くすることができますが、一方で運転する人が複数いる場合は、年齢条件に当てはまらない人が運転してしまうと万一のときに補償されないデメリットもあります。「運転者の年齢条件」について確認していきましょう。

年齢条件とは?

年齢条件とは、補償する運転者の範囲を年齢で限定することで保険料を安くすることができるしくみのことです。
年齢によって事故率に違いがあり、統計上、若い人の事故率が高い傾向にあります。区分に応じて保険料の割引率が違い、年齢が高い方が保険料は割安になります。運転者年齢条件を設定しない場合は、全年齢を補償するということになりますので、保険料は高くなります。
自動車保険を契約する際は、家族の中で誰が運転するかを考え、運転者の年齢条件を設定しましょう。

年齢条件が適用される範囲

年齢条件が適用される主な範囲は、次の①〜③となります。

  • 記名被保険者(主に運転される方)
  • 記名被保険者の配偶者
  • 同居の親族

上記以外(別居の親族、友人、知人など)は、年齢条件に関わらず補償されます。

設定した年齢条件の範囲で補償されます
① 記名被保険者

① 記名被保険者

② 配偶者

② 配偶者

③ 同居の親族

③ 同居の親族

年齢を問わず補償されます
別居の親族

別居の親族

友人・知人など

友人・知人など

保険会社によっては上記の適用範囲(①〜③)に加えて、「①〜③いずれかに該当する方の業務(家事を除く)に従事中の使用人」を年齢条件の範囲に含む場合があります。保険会社によって取り扱い内容に違いがありますのでご注意ください。

アクサダイレクトの運転者年齢条件特約について詳しくは補償される運転者の範囲と内容をご確認ください。

年齢条件の年齢別区分

年齢条件は、一般的に「21歳以上補償」「26歳以上補償」「30歳以上補償」の区分(*)で設定できるようになっています。運転者の年齢を限定しない場合は、全年齢補償となります。若年層は運転技術が未熟であることから事故リスクが高いと言われているため、10代も補償する全年齢補償が最も保険料が高くなり、30歳以上補償の保険料は安くなっています。

年齢条件と保険料

また、同じ区分でも記名被保険者(お車を主に運転なさる方)の年齢によって、保険料が異なります。特に高齢者ドライバーの場合は、年齢が上がるごとに保険料も上がる傾向にあります。

設定区分は保険会社によって異なり、「35歳以上」といった区分を設けている場合もあります。

年齢条件を設定する際の
ポイント

自動車保険を契約する際は、家族の中で誰が運転するかを考え、どのような年齢条件の区分が適切かを考えて設定することが大切です。

若い人の年齢に合わせて設定する

運転する方の中で年齢が一番若い人を基準にして年齢条件を設定することがポイントです。
18歳で子供が免許を取得し、同じお車を運転する場合は、年齢条件を設定せず全年齢が補償されるようにしましょう。将来子供が別居し、お車を運転される方がご夫婦のみとなった場合、どちらか若い方の年齢を基準にして年齢条件を設定し直します(別居の子供や親族、友人・知人などは、年齢条件に関わらず補償されます)。

運転者を限定すると
補償の範囲が変わる

自動車保険には年齢条件以外に運転者の範囲を限定する特約があります。年齢条件は、運転者限定との組み合わせで、補償される運転者の範囲が変わりますので注意が必要です。

運転者を「本人・配偶者」で限定した場合と運転者限定をつけなかった場合で比較してみましょう。

運転者の年齢条件を「30歳以上補償」にした場合

運転される方
記名被保険者

記名被保険者の配偶者

①または②の同居親族

①〜③以外の方(別居の親族、友人、知人など)
運転者限定 なし
本人・配偶者
  • :年齢を問わず補償
  • :年齢条件の範囲内で補償
  • :補償対象外

例えば、年齢条件を「30歳以上補償」で設定し、運転者限定をつけなかった場合は、①~③の30歳以上の方であれば補償の対象となります。しかし、運転者を「本人・配偶者」で限定した場合、③・④の30代以上の方が運転しても補償対象外となってしまいます。
運転者限定と年齢条件をつける場合は、まず運転者限定で補償したい運転者を定めてからその中で一番若い人の年齢に合わせて年齢条件を設定しましょう。

運転者限定の商品名、設定区分は保険会社によって異なります。

年齢条件を
見直すタイミング

年齢条件の見直しは
いつでもできる

原則、年齢条件の変更はいつでも可能です。年齢条件の年齢区分によって保険料はもちろんのこと補償範囲まで変わってきます。アクサダイレクトでは次のようなタイミングでいつでも年齢条件や、運転者の範囲を簡単に変更することができます。

最も若い運転者の
年齢が上がったとき

例えば、ご自身や配偶者、子供など家族が誕生日を迎えたときは、年齢条件の確認が大切です。21歳になった、26歳になった、30歳になった、などの区分を意識して、忘れずに運転者の年齢条件を変更することで保険料の節約につながります。

結婚や別居など、
ライフスタイルが変化したとき

ライフスタイルの変化はお車を運転する人が増えたり減ったりするタイミングではないでしょうか。運転者が増える場合は、運転者の範囲をきちんと見直さないと、万一の事故で補償されなくなってしまいます。

自動車保険の
契約更新のタイミング

契約を更新するときは、運転者の年齢条件が適切な年齢区分で設定されているかどうかを忘れずに確認しましょう。子供が別居しはじめたのに、若い年齢区分のままにしておくと無駄に保険料を支払うことになります。

自動車保険の運転者限定・運転者年齢条件シミュレーションからご自身にあった運転者限定・年齢条件を確認することができます。

まとめ

年齢条件は、補償される運転者の範囲を限定するので、保険料を抑えることができます。しかし、家族構成やライフスタイルに変化があった場合は、都度、年齢条件を見直さないと万一の事故で補償を受けられなくなってしまう場合があります。契約期間中でも変更が可能ですので、誰がご契約のお車を運転する可能性があるのかを把握し、年齢条件の見直しをきちんと行いましょう。

運転者限定と年齢条件を組み合わせる場合は、補償される運転者の範囲が変わってきますので注意が必要です。
ウェブサイトでシミュレーションできる保険会社もありますので確認してみてください。

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本ページに掲載の情報は、一般的な情報提供を目的とするものです。各保険会社の商品内容や実際の保険金支払を保証するものではありません。

記載の情報は2023年7月時点の内容です。

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