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高速道路での安全運転のポイントと注意点

更新日:2021年12月17日

公開日:2018年8月28日

高速道路での安全運転のポイントと注意点
Emma

高速道路は一般道路と比べて走行速度が速いため、ドライバーのちょっとした不注意や交通ルール違反が重大な事故につながる可能性があります。

高速道路での交通事故を防止するため、安全運転のポイントを整理しておきましょう。

高速道路で注意するべき場所は?

高速道路を運転する上で注意するべき場所は、主に以下のような場所です。

分岐地点

高速道路では、走行中の車線がそのまま分岐する場合があります。分岐地点の手前の案内標識を見落とし、分岐の直前で慌てて進路変更を行うと、後続車との接触事故につながる可能性があります。

特に慣れていない高速道路を走行するときは、事前に経路を確認し、案内標識に注意して運転するようにしましょう。

分岐地点

合流地点

サービスエリアや別路線からの合流地点では、本線を走行する車と合流する車のタイミングが合わないと接触事故につながる可能性があります。

2車線以上ある本線を走っている場合は、合流側の車線を空けておくと、お互いの事故防止になります。急な車線変更は危険ですので、サービスエリアの入り口や高速道路の出口など、合流地点の手前の目印が見えたら車線変更の準備をしておくとよいでしょう。

また、自分が合流する側の場合は、前の車との車間距離をしっかりととりましょう。早めにウィンカーを出し、本線の車に合図することも大切です。

合流地点

料金所

料金所の入り口や出口付近では車線変更が頻繁に行われます。周囲の車の動きに気を配り、速度をおさえるようにしましょう。

ETCレーンは一時停止せずに通過することが可能ですが、通過速度は時速20km以下の徐行と定められています。前の車が急停止することも考えられますので、できるだけ車間距離をとり、前方に注意しながら通過するようにしましょう。

料金所

カーブ

高速道路でのカーブは、一般道路を走行しているとき以上に注意が必要です。

カーブを走行する際にかかる遠心力は、速度が速いほど大きくなるため、車線をはみ出しやすくなります。カーブの手前では少し速度を緩めて走行するようにしましょう。

特に夜間や悪天候時は視界が悪く、どの程度急なカーブか判断しづらくなります。また、路面が濡れているときは滑りやすくなっているため、さらに注意が必要です。

カーブでは、前の車との車間距離はもちろん、隣の車線を走行する車との距離にも気をつけましょう。

カーブ

トンネル

トンネルの出入り口では、急に明るくなったり暗くなったりと、視界の変化により前方が見えづらくなることがあります。

視界が悪いため、人によってはトンネルに差し掛かった際にスピードを緩めて走行する場合もあります。急な速度変化にも対応できるよう、できるだけ前の車との車間距離は空けておくようにしましょう。

また、トンネル内は天候の影響を受けにくいため、トンネルを出た際に突然雨が降っていたり、強風が吹いていたり、思わぬ天候の変化に遭遇することもあります。

路面が濡れていればスリップの原因となり、また、風にあおられてハンドルがとられる可能性もあります。

トンネルの出口では天候の変化に備え、注意して走行するようにしましょう。

トンネル

高速道路の走行中に気をつけることは?

高速道路で起こる事故の中で最も多い事故の種類は追突事故といわれています。自分が追突しないように注意することはもちろんですが、追突されないように周りに気を配りながら運転することも大切です。

適切な車間距離をとる

高速道路走行中は、一般道路に比べて走行する速度が速く、ブレーキを踏んでから停止するまでの制動距離もその分長くなります。そのため、一般道路と同じ感覚で車間距離をとっただけでは、急ブレーキを踏んでも追突を避けられない可能性があります。

車間距離は時速80kmで走行中であれば80m、時速100kmで走行中なら100m必要といわれています。

車間距離確認区間では、制限速度が時速80kmの場所は40mおき、時速100kmの場所では50mおきに設置されている車間距離確認表示板を目安にしましょう。

また、車間距離確認区間以外では、車線の境界線を目印とすることができます。

車線境界線は白線部分が8m、空白部分が12mの間隔で引かれており、合わせるとちょうど20mになります。

時速80kmで走行中であれば白線4本、時速100kmであれば白線5本分を車間距離の目安にしましょう。

適切な車間距離をとる

無理な進路変更を行わない

進路を変更する際は、前後左右の安全確認を行い余裕をもって進路変更をしましょう。

また、カーブのある場所やトンネル内での車線変更はできるだけ避けましょう。雨や雪で路面が滑りやすくなっているときや、視界不良の場合は特に注意が必要です。

渋滞中も気を緩めずに

渋滞で低速運転を続けていると、車間距離が狭くなりがちです。また、渋滞によるストレスで集中力が低下することもあります。

ちょっとした脇見運転が追突事故の原因となることもあるため、注意して走行するようにしましょう。

また、前方が渋滞していて減速する際はハザードランプで合図をすることが、後続車からの追突防止策となります。

事前準備で事故防止を

事故やトラブルを防止するためには、高速道路に乗る前にしっかりと事前準備を行うことも大切です。

目的地までのルートを
把握しておく

高速道路を利用して長距離のドライブをする際には、事前に経路やサービスエリアの確認をしておきましょう。

事前にインターチェンジやジャンクションの位置、進路などを把握しておくと、慌てず余裕をもって進路を選択することができるでしょう。

また、休憩するサービスエリアの場所をあらかじめ決めておき、適度な休憩をとるようにしましょう。

運転操作ミスや判断ミスなどの原因となる、疲れやストレスをためないよう、リフレッシュすることも大切です。

出発前の点検・整備

高速道路上で車のトラブルは、事故の原因となることがあります。

燃料の残量やタイヤの空気圧チェックは事前に行っておきましょう。空気圧はガソリンスタンドなどでチェックしてもらうこともできます。

また、万一のトラブルに備え、発炎筒や三角表示板などが車に備え付けられているかの確認もしておきましょう。

時間に余裕をもった出発を
心がける

無理をして運転を続けることによる疲れやストレスが、事故につながることもあります。

一般的に、2時間運転をしたら10~20分の休憩をとるという目安があります。適度に休憩がとれるように、時間には余裕をもって出発するようにしましょう。

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本ページに掲載の情報は、一般的な情報提供を目的とするものであり、車両の操作やトラブルの解消を保証するものではありません。

記載の情報は2021年12月時点の内容です。

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