交通事故証明書とは？

更新日：2023年1月17日

公開日：2018年8月16日

万一、交通事故に遭遇し、保険会社に保険金を請求する場合は、さまざまな書類の提出が必要となります。交通事故証明書は、その必要書類の1つです。

ここでは、交通事故証明書がどのような書類なのか、またその申請方法についてご紹介します。

交通事故証明書とはどのような書類？

交通事故証明書とは、自動車安全運転センターが交付する、交通事故の事実を証明する書類です。警察から提供された証明資料にもとづいた内容が記載されるため、警察への届出のない事故については、交通事故証明書は発行されません。

交通事故証明書には以下のような内容が記載されています。

※交通事故証明書は、交通事故の事実を証明する書類であり、両当事者の証言や過失割合を決めるうえでの情報が記載されているわけではありません。

交通事故証明書は、交通事故の当事者と、損害賠償の請求権のある親族、保険金の受取人、保険会社など、交通事故証明書の交付を受けることについて、正当な利益のある人（会社）であれば、取り付けが可能です。

保険金をお支払いする際に交通事故証明書が必要な場合については、保険会社が取り付けを行うため、基本的にお客さまご自身で交通事故証明書を取り付ける必要はありません。

もし、ご自身で交通事故証明書を取り付ける場合は、以下の3つの申請方法があります。

いずれの場合も、1通につき800円の交付手数料が必要となります。

それぞれについて、詳しく見ていきましょう。

申請方法	①最寄りの自動車安全運転センター、警察署・交番および駐在所で、交通事故証明書申込用紙（払込取扱票および振替払込請求書兼受領証）を受け取ります。 ②交通事故証明書申込用紙（払込取扱書）に必要事項を記入し、交付手数料と払込手数料を添えて、ゆうちょ銀行または郵便局でお申し込みください。
受け取り方法	交通事故証明書は、申請者の住所または通信欄に記入した郵送希望宛先へ郵送されます。申請から、交通事故証明書が届くまでには10日程度かかります。

申請方法

受け取り方法

交通事故証明書は、申請者の住所または通信欄に記入した郵送希望宛先へ郵送されます。申請から、交通事故証明書が届くまでには10日程度かかります。

申請方法	最寄りの自動車安全運転センターの窓口で、申請用紙に必要事項を記入し、提出します。その際、窓口にて交付手数料を支払います。
受け取り方法	①窓口で受け取りすでに警察署から自動車安全運転センターに、事故に関する証明書類が届いていた場合は、その日のうちに窓口で受け取ることができます。 ② 後日郵送で受け取り次の場合は、後日申請者の住所または郵送希望宛先へ郵送されます。申請時に、警察署から事故に関する証明書類が届いていない場合申請する自動車安全運転センターの管轄外の都道府県での事故の場合

申請方法

最寄りの自動車安全運転センターの窓口で、申請用紙に必要事項を記入し、提出します。その際、窓口にて交付手数料を支払います。

受け取り方法

①窓口で受け取り
すでに警察署から自動車安全運転センターに、事故に関する証明書類が届いていた場合は、その日のうちに窓口で受け取ることができます。
②
後日郵送で受け取り
次の場合は、後日申請者の住所または郵送希望宛先へ郵送されます。
- 申請時に、警察署から事故に関する証明書類が届いていない場合
- 申請する自動車安全運転センターの管轄外の都道府県での事故の場合

申請方法	自動車安全運転センターのウェブサイトから申請します。申請後7日以内に、コンビニや金融機関のペイジー、ネットバンクから交付手数料と払込手数料をお支払いください。7日経っても支払いがなければ申請は自動的にキャンセルとなります。
受け取り方法	後日、郵送で受け取ります。自動車安全運転センターのウェブサイトから申請の場合は、交通事故証明書に記載の住所にのみ郵送されます。入金の確認後、交通事故証明書が届くまで10日程度かかります。

申請方法

自動車安全運転センターのウェブサイトから申請します。

申請後7日以内に、コンビニや金融機関のペイジー、ネットバンクから交付手数料と払込手数料をお支払いください。7日経っても支払いがなければ申請は自動的にキャンセルとなります。

受け取り方法

後日、郵送で受け取ります。自動車安全運転センターのウェブサイトから申請の場合は、交通事故証明書に記載の住所にのみ郵送されます。

入金の確認後、交通事故証明書が届くまで10日程度かかります。

※ ウェブサイトからの申請は、事故の当事者本人のみ可能です。また、交通事故証明書に記載の住所に現在も住んでいる方に限ります。