更新日:2023年12月21日
歴史は非常に古く、5000〜7000年前、古代エジプト時代にはすでに存在していたと考えられており、実際によく似た犬の出土品も見つかっています。古代エジプト滅亡後は各地に離散してしまいましたが、中央アフリカ・コンゴのピグミー族が狩猟で使用しており、奇跡的に純血が保たれてきました。それを19世紀半ば、イギリスの探検家が発見して本国へ紹介し、20世紀初頭になると欧米で盛んに飼育されるようになりました。
日本で血統書を発行する機関であるジャパンケネルクラブ(JKC)では、理想体高はオスで43cm、メスで40cm。理想体重はオスで11kg、メスで9.5kgとしています。
体高と体長はほぼ同じくらいで、しっかりした骨格に筋肉質の身体、長い足が特徴といえます。やや大きめの立ち耳、飾り毛のない巻き尾をしています。
毛色は、ブラック&ホワイト、レッド&ホワイト、ブラック&タン&ホワイト、ブラック、タン&ホワイト、ブリンドルなどの種類があります。
シングルコートで比較的抜け毛の少ない犬種です。週に数回のブラッシングと、気になったときにシャンプーする程度で問題ありません。猫のように自分で毛繕いをして清潔に保つ習性があり、匂いの少なさもポイントです。
寿命は12年前後です。中型犬としては、標準的と言っていいでしょう。
バセンジーは落ち着いていて大人しい性格であることが多く、吠えない犬としても知られています。しかも賢いので、しつけはそう難しくはありません。飼い主さんや家族には甘えてきますが、知らない人には警戒心が強く、額のしわも深くなります。ほかの動物に攻撃的になることもあり、多頭飼いはあまり向いていないといえます。通常年に2回ある犬の発情ですが、バセンジーは年に1回と、この点でも飼いやすい犬種です。
性格は大人しいバセンジーですが、非常に身体能力の高い犬種です。散歩は1日2回、それぞれ1時間程度行うようにしましょう。オフリードでは到底追いつけない走力があるので注意が必要です。またジャンプ力も優れており、ドッグランなどをさせる場合、安全管理の行き届いたところで行うようにしましょう。寒さが苦手なので、冬の散歩には防寒対策も必要です。
ご契約のペットが他人に噛み付いたり、他人の物を壊したりなど、被保険者に法律上の損害賠償責任が生じた場合、1回の事故につき1,000万円を限度に補償します。
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