更新日:2023年12月21日
ドーベルマンは、ドイツ人のフリードリッヒ・ルイス・ドーベルマン氏によって、優秀な護衛犬としてジャーマン・ピンシャーを基礎に、ジャーマン・シェパード、ロットワイラー、ワイマラナー、マンチェスター・テリアなどを交配して作られました。それらの血を受け継いだ結果、警護能力、追跡能力、知性、耐久力、俊敏性をもった、美しい筋肉質のドーベルマンが誕生しました。1876年にはじめてのドッグショーに登場して以来、美しい外見と知性の高さから大人気となりました。警察犬、護衛犬、軍用犬、各種作業犬、そして家庭犬としても安定的な人気を保っています。
日本で血統書を発行する機関であるジャパンケネルクラブ(JKC)では、理想体高をオス68〜72cm、メス63〜68cmとしています。それぞれ中位のサイズが好ましいとされており、体重は、オス約40〜45kg、メス32〜35kg程度です。
ドーベルマンの毛色はブラックまたはブラウンで、いずれもタン(赤褐色)の明確な班があります。班は、マズル、両頬、眉上、喉、前胸、前胸、中手、中足、足、大腿、胸の裏側、尾の下に見られます。
ドーベルマンの被毛は、シングルコートで換毛期であっても抜け毛は少なく、お手入れは比較的簡単です。ソフトタイプのブラシで血行促進のマッサージも兼ねるといいでしょう。シャンプー好きな犬種ですが、皮膚が敏感なためシャンプーは月1〜2回に程度にとどめておきましょう。
ドーベルマンの寿命は10〜13年前後。大型犬の中では平均的といえます。
ドーベルマンはその容姿から怖い印象を持たれがちですが、実際は穏やかで友好的な性格で、賢く、洞察力も優れています。飼い主さんや家族への愛情や忠誠心が強く、危害を加えそうな相手から飼い主さんや家族を守ろうとする勇敢な行動を示します。繊細で警戒心が強いため、他人やほかの犬に襲い掛からないようにしっかりとしたしつけが必要です。子犬のときから飼い主さんとの主従関係を築くことが大切です。
筋肉質でたくましい体のドーベルマンは、かなりの運動量が必要です。散歩は1日2回、1回あたり1時間以上必要。ボール運動、土手の坂道など平坦でないところを走らせる、ロングリードで緩急をつけて走らせるなど、たっぷりと運動をさせてください。運動不足によるストレスで、破壊行動などの問題行動を起こさないように注意してください。
ご契約のペットが他人に噛み付いたり、他人の物を壊したりなど、被保険者に法律上の損害賠償責任が生じた場合、1回の事故につき1,000万円を限度に補償します。
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