更新日:2023年12月21日
もともと、闘犬や狩猟犬としてブルドッグとテリアを交配させて誕生したのがブル・テリアです。ブル・テリアには4kgくらいの小さな犬と、20kgもある大きな犬が存在していました。さらに1835年、イギリスで闘犬が廃止されます。家庭犬としての改良が始まり、白いミニチュア・ブル・テリアの登場もあって次第に人気を呼ぶようになりました。一度は絶滅の危機に瀕しましたが愛好家たちの努力で復活。1939年にはイギリスのケネルクラブで正式にミニチュア・ブル・テリアはブル・テリアとは別の犬種として認定されました。現在はユーモラスな顔立ちなどで人気の高い犬種となっています。
日本で血統書を発行する機関であるジャパンケネルクラブ(JKC)ではミニチュア・ブル・テリアの体高は35.5cm以下と決められています。体重の規定はないですが、11〜13kgほどとなります。極めてしっかりとした体つきの中型犬で、ガッチリとした骨格に力強い筋肉をもっています。タマゴ型の頭部に、ユニークな顔つきも人気の理由のひとつです。
ホワイトには斑模様が入っている犬も多く、カラードにはブラック、地色とほかの色が均等に混ざったブリンドル、赤みがかった褐色のレッド、わずかに黒の差し毛が混ざった金色がかった色のフォーンなどの種類があります。被毛は短く、厚みはありません。
シングルコートで短毛ゆえに、週に1回程度のブラッシングで十分といえます。その点はほかの犬種よりお手入れは少なくて済みます。シャンプーも2週間に1回程度で大丈夫です。イギリス原産とはいえ短毛なので、寒さには強いとはいえません。
平均的な寿命は11〜14歳前後です。
闘犬や猟犬をルーツとする犬種だけに、非常に好奇心が強く、遊びやいたずらを好む性格です。体力もありタフで活動的な犬種といえます。しかも闘犬時代の性格も少し残っており、突然怒りだしたりすることもあるので、冷静に根気よくしつけることが重要になります。子犬の頃からさまざまな経験を積ませましょう。また噛み癖に悩まされることが多い犬種でもあります。やみくもにしかるのではなく、おもちゃなどを与えて遊びを交えながらしつけるようにしましょう。
非常に活動的な犬種なので、1日2回で30分以上、できれば1時間ほどの散歩をしましょう。体力があり、闘犬としての資質が残っているためか、散歩中にいきなり走り出してしまうこともあります。リードをしっかりと握って、飼い主さんの横をついて歩く訓練をしましょう。
ご契約のペットが他人に噛み付いたり、他人の物を壊したりなど、被保険者に法律上の損害賠償責任が生じた場合、1回の事故につき1,000万円を限度に補償します。
記名被保険者やそのご家族の方が同内容の特約をセットした保険契約にご加入されている場合、補償内容が重複することがございます。特約をセットする場合には十分ご注意ください。
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