更新日:2023年12月21日
ジャーマン・シェパード・ドッグは日本では警察犬として有名です。その歴史は浅く、頭が良く、運動能力の高いドイツの農家で牧羊犬として飼育されていたオールド・ジャーマン・シェパードをもとに、第一次世界大戦の前に軍用犬として、徹底的な作業性の向上と訓練性能の向上を目的に交配を繰り返して誕生したのが、ジャーマン・シェパード・ドッグです。忠誠心が強く、我慢強い性格のため、なんでもできるユーティリティ・ドッグとして、警察犬、麻薬犬、災害救助犬、盲導犬、俳優犬など、さまざまな分野で活躍しています。大型犬として、常に人気の高い犬種です。
日本で血統書を発行する機関であるジャパンケネルクラブ(JKC)では、理想体高をオス60〜65cm、メス55〜60cmと定めています。体重は、オス30〜40kg、メス22〜32kgです。
ジャーマン・シェパード・ドッグは、全身が黒のオールブラック、こげ茶色から明るい茶色、イエロー、明るいグレーなどがあります。胸に小さなホワイトのマーキングがあるものや、内側に非常に明るい色が入っているものは好ましくなく、鼻はブラックの単色でなければならないという決まりがあります。
ジャーマン・シェパード・ドッグは、短毛のダブルコートです。短毛でも冬には寒さに耐えられるようになっているため、夏毛に変わる際には、大量の毛が抜けます。ブラッシングで抜け毛対策と、皮膚の血行をよくしてあげてください。
ジャーマン・シェパード・ドッグの寿命は9〜13年前後。大型犬の中では平均的といえます。
とても知的で、洞察力もあり、忍耐力のある犬種です。従順で命令に対しては最後まで全うしようという強い責任感を備えています。飼い主やその家族を守ろうとする愛情の深さも持っています。ジャーマン・シェパード・ドッグは子犬の頃から命令に従うことの喜びを教えることが大切です。家庭だけでなく、ドッグトレーナーに預けての訓練もおすすめします。
十分な運動量が必要で、朝晩1〜2時間の散歩が必要です。運動意欲の高い犬種なので、運動不足は問題行動を起こす原因となります。知的な遊びが大好きなので、物を探す遊びや、臭い当て遊びなども取り入れることをおすすめします。
ご契約のペットが他人に噛み付いたり、他人の物を壊したりなど、被保険者に法律上の損害賠償責任が生じた場合、1回の事故につき1,000万円を限度に補償します。
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