重要なお知らせ
2024年6月30日をもちまして、「アクサダイレクトのペット保険」の新規契約の販売を終了いたしました。詳しくはお知らせをご覧ください。
現在地
ホームペット保険犬の保険をご検討の方犬好きのための犬図鑑

キャバリア・キング・チャールズ・スパニエルってどんな犬?性格としつけ方

更新日:2023年12月21日

キャバリア・キング・チャールズ・スパニエル

キャバリア・キング・チャールズ・スパニエルの特徴

歴史

チャールズ王に愛されたスパニエル犬

「キング・チャールズ・スパニエル」とは、チャールズ王の狩猟犬という意味があります。
代々犬好きが多いことで知られるイギリス王室では、古くからさまざまな犬種が飼育されていました。キング・チャールズ・スパニエルは現在でも存在する犬種ですが、その名の通り、チャールズ1世、2世に愛されたことで有名です。特にチャールズ2世はこの犬を溺愛しており、当時の海軍省の役人に「犬と遊んでばかりで仕事をしない愚かな王」と酷評されています。当時はコッカー・スパニエルと非常によく似た外見だったようです。
19世紀になって、パグや狆(チン)などの東洋の犬と交配して鼻の短い外見を持つ「キング・チャールズ・スパニエル」が流行しました。その後、チャールズ王の肖像画を見た愛犬家が、当時のタイプの犬種を復活させたのが「キャバリア・キング・チャールズ・スパニエル」です。「キャバリア」とは中世の騎士のこと。チャールズ王に敬意を表して冠されたといわれています。日本では、略して「キャバリア」、さらに端的に「キャバ」とも呼ばれています。

サイズ

体重は5.4〜8kg程度

日本で血統書を発行する機関であるジャパンケネルクラブ(JKC)では、キャバリアの標準体重は5.4〜8kg。小型でバランスのとれたものがよいとしています。JKCでは、体高についての規定はありませんが、一般に30〜33cm程度です。

被毛

毛色は4種類が基本

キャバリアは、大きな目に大きな垂れ耳、平坦な頭頂部に尖った鼻を持つことが特徴です。
絹糸のように滑らかな手触りの長い被毛を持っており、ウェーブがかっていることがあります。2〜3歳の頃から足・耳・胸などに飾り毛が見られるようになります。
被毛の色は、ブラック&タン(黒と赤褐色)、ルビー(赤褐色)、トライカラー(赤褐色と黒と白の3色)、ブレンハイム(赤褐色と白)の4色が基本です。ブレンハイムは、頭頂部に「ロザンジュ」と呼ばれるひし形の斑があると大変価値が高いとされています。

お手入れ

健康キープのためにトリミングサロンでお手入れを

キャバリアの被毛は上毛と下毛からなるダブルコートで、換毛期になると毛がたくさん抜けます。そのため、毎日の丁寧なブラッシングが欠かせません。
トリミングは必須ではありませんが、長い上毛や飾り毛があるため、月に1回程度のトリミングで、美しいスタイルをキープしてあげてください。
長い垂れ耳なので耳の病気にかかりやすく、散歩好きなので爪が割れやすいこともあります。また、自分で肛門腺からの分泌液を出すことができないため、定期的な「肛門腺絞り」が必要です。さらに、大きな目はホコリが入りやすく、涙のために目のまわりの被毛が変色する「涙やけ」を起こしやすい犬種です。
これらをケアするためにも、トリミングサロンを訪れて、定期的なケアをおすすめします。

寿命

寿命は9〜14歳前後

平均寿命は9〜14年と小型犬としてはやや長寿。キャバリアは心臓に病気を抱えることが多いので、定期的に健康診断を受けて、長生きさせてあげたいものです。

キャバリア・キング・チャールズ・スパニエルの性格

しつけ

無駄吠えやかみ癖が少なく、しつけも楽

キャバリアは、おだやかでやさしい性格で、社交性もありほかの人や犬にもフレンドリー。子犬の頃からおとなしい傾向があり、無駄吠えやかみ癖も少なく、攻撃性もないため、初心者にも子どものいる家庭にも適した犬種です。
キャバリアは基本的に従順なので、厳しいしつけは必要ありません。やっていいことと悪いことの区別をつけるために、メリハリをつけてしつけをしましょう。よくできたときには大いに褒めてあげましょう。

ストレス

パーソナルスペースは必要だが、遊びも十分に

スキンシップが大好きなキャバリアですが、かまい過ぎはストレスの原因。ケージやキャリーケースを用意して、パーソナルスペースを用意してあげるといいでしょう。
ただし放置は厳禁です。本来、遊び好きの性格なので、おもちゃで遊んでたっぷりコミュニケーションをとってあげるといいでしょう。また、キャバリアは太りやすいので、食事にも気配りを。おやつのあげ過ぎは肥満の原因です。間食を控えて朝夕30分程度の散歩でストレス解消と肥満の予防に努めましょう。

キャバリア・キング・チャールズ・スパニエルのかかりやすい病気・ケガ

僧帽弁閉鎖不全症

心臓の「僧帽弁」という弁が閉まらず、血液が逆流してしまう病気です。元気がなくなったり、苦しそうな呼吸が現れたりします。加齢とともにかかりやすくなります。

白内障

水晶体が白濁してしまうことで、視力が失われていきます。ものにつまずくようになったり、散歩を嫌がるようになったりすることがあります。加齢とともに生じやすくなります。

短頭種気道症候群

短頭種の顔や首の構造上、呼吸がうまく行えないことがあり、その総称を短頭種気道症候群といいます。肺へ空気を送る気管がつぶれてしまう気管虚脱、鼻の穴が狭くなる鼻腔狹窄、口の中の上あごの肉が垂れてくる軟口蓋過長などにより、激しいパンティング、呼吸困難、呼吸時のゼイゼイとした雑音などが確認されます。

脊髄空洞症

脊髄の中に、脳脊髄液という液体がたまった空間ができる病気で、神経を圧迫することにより症状が起こります。液体がたまった空間ができる場所や大きさにより、その症状は様々で、軽度なものでは無症状のこともありますが、首や背中のあたりを気にしてこする、頚部などに痛みを訴える、四肢の麻痺などの症状が出ることもあります。

乾性角結膜炎

涙の産生量が少なく、常に目が乾いた状態になるため、目に傷がつきやすかったり結膜炎を起こします。また、ドロドロした油っぽい眼やにがでることもあります。遺伝的影響が考えられています。

黒色被毛毛包形成不全

黒い部分の被毛が成長しない病気。白黒のブチ犬などにおいて、黒い部分の被毛の成長や毛包形成が阻害され、毛が薄くなります。毛が薄くなる以外の症状(赤味、痒みなど)は通常ほとんどありません。

かかりやすい病気・ケガの監修

三宅 亜希先生

三宅 亜希先生

日本で唯一の会員制電話どうぶつ病院「アニクリ24」院長。都内の動物病院にて小動物臨床に従事したのち現職。繊細なコミュニケーション力を生かし、小動物医療の現場で毎日寄せられている様々な相談に応じている。

「犬好きのための犬図鑑」には「アクサダイレクトのペット保険」の補償対象外の病気やケガも掲載されていることがあります。補償対象外の病気については、「契約申込のご案内(兼重要事項説明書)」をご確認ください。

病気の詳しい説明はこちら

キャバリア・キング・チャールズ・スパニエルの保険料例

プラン50 プラン70
月払 1,740円/月 2,540円/月
年払 19,320円/年 28,250円/年

<見積り条件(プラン50/70共通)>

年齢:2歳 マイクロチップ割引:適用 インターネット割引:適用 お支払い方法:クレジットカード支払 保険始期日:2023年12月21日

※ 新規でご契約いただいた場合の保険料例となります。上記は一例(イメージ)となりますので、実際の保険料はお見積りよりご確認下さい。

犬の保険にセットして安心 ペット保険賠償責任危険特約
(示談交渉付)

ご契約のペットが他人に噛み付いたり、他人の物を壊したりなど、被保険者に法律上の損害賠償責任が生じた場合、1回の事故につき1,000万円を限度に補償します。

記名被保険者やそのご家族の方が同内容の特約をセットした保険契約にご加入されている場合、補償内容が重複することがございます。特約をセットする場合には十分ご注意ください。

小型犬

中型犬

大型犬